フランソワ・トリュフォー生誕90周年記念上映全作品、スケジュール、ビジュアル決定
2022年4月12日 07:00

フランスを代表する映画監督フランソワ・トリュフォーの生誕90周年を記念し、6月24日から3週間限定で開催される特集「生誕90周年上映 フランソワ・トリュフォーの冒険」の全上映作品ラインナップ、スケジュール、メインビジュアルが発表された。
トリュフォーは1932年パリで生まれ、劣悪な家庭環境の中、孤独な少年時代を過ごしていた。度々学校をズル休みして、映画館を逃避の場に。何度も放校された挙句14歳のときに独学を決意し、学びの場は常に映画と書物だった。メインビジュアルに記載された「映画が彼の人生だった。」のコピーの通り、映画を愛し、映画に愛された生涯を送った。
上映作品は短編含め全12本。中心となるのはカンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した1959年の処女長編「大人は判ってくれない」をはじめ、自己を投影した “アントワーヌ・ドワネル”を主人公とする作品群。「アントワーヌとコレット 二十歳の恋より」(62・短編)、「夜霧の恋人たち」(68)、「家庭」(70)、「逃げ去る恋」(79)が4Kデジタルリマスター版で公開される。そのほか、自ら“真の初監督作”と呼ぶ短編「あこがれ」、軽快なタッチの犯罪喜劇「私のように美しい娘」、世界中の映画人を魅了した「突然炎のごとく」、イザベル・アジャーニの鬼気迫る演技が話題を呼んだ「アデルの恋の物語」など愛の名作7本がラインナップされている。トリュフォーの人生が反映された“冒険”と“多様性”に満ちた映像表現を体感できる絶好の機会だ。

会期中に東京・角川シネマ有楽町にて、前東京国際映画祭ディレクターの矢田部吉彦氏、アンスティチュ・フランセ日本の坂本安美氏のトークが行われる。「生誕90周年上映 フランソワ・トリュフォーの冒険」は6月24日~7月14日東京・角川シネマ有楽町、名古屋・伏見ミリオン座、 7月1日~大阪テアトル梅田にて開催、ほか全国順次公開予定。上映作品詳細+スケジュールは公式HP(https://movies.kadokawa.co.jp/truffaut90)で告知される。
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