水に怯える長谷川博己に綾瀬はるかが喝!「Little Glee Monster」の主題歌2曲が彩る「はい、泳げません」映像初公開
2022年4月6日 08:00

長谷川博己と綾瀬はるかが映画初共演を果たす「はい、泳げません」の公開日が6月10日に決定し、30秒予告編とメインビジュアルが披露された。主題歌は、「Little Glee Monster」による「magic!」と「生きなくちゃ」の2曲に決定。楽曲が彩る映像では、子どものように水を怖がり大騒ぎするカナヅチの哲学者・小鳥遊雄司(たかなしゆうじ/長谷川)を、水泳コーチ・薄原静香(うすはらしずか/綾瀬)が一喝するシーンが切り取られている。

「花束みたいな恋をした」のリトルモアが製作、「舟を編む」で第37回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した渡辺謙作が監督と脚本を担い、ドラマ化された「『弱くても勝てます』開成高校野球部のセオリー」で知られるノンフィクション作家・高橋秀実氏(※高は、はしごだかが正式表記)の同名著書を映画化。大河ドラマ「八重の桜」で共演した長谷川と綾瀬のほか、伊佐山ひろ子、広岡由里子、占部房子、上原奈美、小林薫、阿部純子、麻生久美子らが共演した。

大学で哲学を教える小鳥遊は、水に顔をつけることが怖く、全く泳ぐことができない。屁理屈ばかりをこねて水を避けてきたが、ひょんなことから水泳教室に通うことに。強引に入会を勧めたコーチ・静香が教える教室で、にぎやかな主婦たちとともに水泳を習い始める。小鳥遊は泳ぎを覚えていくなかで、元妻・美弥子(麻生)との過去や、シングルマザーの恋人・奈美恵(阿部)との未来など、目をそらし続けてきた現実とも向き合う。それは、ある決定的な理由で水を恐れることになった小鳥遊の、苦しい再生への第一歩だった。

予告編では、スイミングスクールの受付で額に汗をかきながら、「もし僕が溺れたらどうなりますか!?」と訴える小鳥遊と、「私が助けます」と自信たっぷりに答える静香が切り取られている。同じクラスの主婦たちに面白おかしく励まされながら、何とかプールに入ろうとするも怖気づく小鳥遊を、静香が「たかなし!」と呼び捨てにするスパルタシーンも。「Little Glee Monster」の軽やかでアップテンポな楽曲「magic!」のリズムに乗せ、小鳥遊が怯えながらも必死で泳ごうとする姿がユーモラスに映し出される。

しかし、中盤で映像の雰囲気は一変。「怖いんです。思い出すのが」とシリアスな表情を見せる小鳥遊に、御徒町凧が作詞、森山直太朗が作曲を手がけ、「Little Glee Monster」に提供したバラードナンバー「生きなくちゃ」が寄り添う。泳げない小鳥遊と、泳ぐことしかできない静香。正反対のふたりがプールで出会い、水泳を通じて自らの過去に対峙する物語への期待が高まる。
ビジュアルは、プールのなかでゴーグルに手をかけ、前を見据える小鳥遊と、凛々しくもあたたかい眼差しで彼を見守る静香をとらえたもの。「はい、泳げません」は、6月10日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開される。
(C)2022「はい、泳げません」製作委員会
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