マーベルドラマ「ムーンナイト」　ダークヒーローが抱える複数の人格を表現したキャラクタービジュアル

物語の主人公は、国立博物館のギフトショップで働く平凡な男スティーヴン・グラント。彼は夜通し悪夢にうなされ、時に身に覚えのない、狂気に満ちた残酷な記憶がよみがえるなど、幻覚に怯える日々を過ごしていた。やがてスティーヴンは、自身のなかにコントロール不能な、残虐性に満ちたもうひとりの人格であるマーク・スペクターが潜んでいることに気付く。マークに狂気が宿るとき、白スーツをまとうダークヒーロー、ムーンナイトが誕生する。

キャラクタービジュアルは、そんなダークヒーローの複数の人格をとらえたもの。中央で怯えているようにも、何かを威嚇しているようにも見える表情をした男は、穏やかな性格のスティーヴンと、暴力的なマークというふたつの人格を宿しており、背後には攻撃性を感じさせるムーンナイトと、純白の仮面とスーツに身を包んだ紳士風なMr.ナイトが不気味に佇んでいる。さらに、左側のビジュアルはムーンナイト、右側はMr.ナイトにフォーカス。それぞれがどのような関係性にあるのか、謎が深まる。

ムーンナイト（スティーヴン／マーク）を演じたオスカー・アイザックは、「何役も演じ分けるのはすごく大変だったけど、僕はこの作品にすべてを注いだ。人々の心を揺さぶる作品になることを願っているよ」と語る。そのほかイーサン・ホークがムーンナイトの前に立ちはだかるアーサー・ハローを演じ、故ギャスパー・ウリエルさんも出演した。

海外メディアからは、「ファンタスティック！　いままで見たことがない、まったく新しいヒーロー誕生のストーリー！」（英BBC）、「いままでのマーベル作品とは一線を画している！　MCUドラマシリーズのなかでもっとも最高の作品だ」（米TechRadar）、「これは誰もが話題にするマーベル作品になるだろう。オスカー・アイザック演じる主人公の苦悩と完璧なまでの狂気。マーベル・スタジオは最高の作品を完成させた」（米University Film）など、絶賛評が相次いでいる。

「ムーンナイト」は、3月30日午後4時からDisney＋で配信開始。