実写版「白雪姫」セットで火災 英パインウッドスタジオで既に鎮火
2022年3月17日 13:00

photograph by David Goddard/Getty Images
新作ディズニー映画「スノーホワイト(原題)」の撮影現場で3月15日(現地時間)、火災が発生した。
火災が発生したのは、イギリスの名門撮影スタジオであるパインウッドスタジオのリチャード・アッテンボロー・ステージ。現場では一時、かやぶきの小屋の横に巨大な炎が上がり、天井まで煙が充満していた模様。施設の外側からも立ち上る煙が目撃されていたようだ。セットの建設中、木材に着火したとみられる。
すでに鎮火し、死傷者はいなかった。関係者は「撮影は行われていなかった」と米バラエティに語った。
マーク・ウェブ監督(「(500)日のサマー」「アメイジング・スパイダーマン」)がメガホンをとる本作は、名作アニメ「白雪姫」の実写版リメイク。「ウエスト・サイド・ストーリー」で一躍脚光を浴びたレイチェル・ゼグラーが主人公、「ワンダーウーマン」シリーズのガル・ギャドットが邪悪な女王役で共演する。
「007」シリーズの撮影スタジオとして知られるパインウッドでは、リドリー・スコット監督の「レジェンド 光と闇の伝説」(1985)、ダニエル・クレイグ版ジェームズ・ボンドの1作目「007 カジノ・ロワイヤル」(2006)の製作中にも火災に見舞われた過去がある。
(映画.com速報)