メアリー・J・ブライジのヒット曲「リアル・ラヴ」がテレビ映画化
2022年3月14日 22:00
第56回スーパーボウルのハーフタイムショーでパフォーマンスを披露した歌手メアリー・J・ブライジが、米Lifetimeと組んで1990年代の自身のヒット曲「リアル・ラヴ」をテレビ映画化することがわかった。米バラエティによれば、ブライジが制作総指揮を務める。
92年にリリースされた「リアル・ラヴ」は、ブライジにとって初めて全米チャートトップ10入りしたヒット曲で、彼女の代表作のひとつとして知られる。テレビ映画は青春ラブストーリーとして制作されるそうで、実家を出てニューヨークの大学に進学したケンドラが、映画のクラスでベンと出会い、両親の反対や経済的な不安、成績争いに悩みながらも、ベンと恋に落ちて真実の愛を学んでいくというストーリーのようだ。
脚本はソニア・ウォーフィールドとレイチェル・イングラムが執筆。「リアル・ラヴ」のほかブライジのオリジナル楽曲が全編に使用されるという。ブライジの製作会社ブルー・バタフライと、ジョン・デイビスのデイビス・エンターテインメントが制作総指揮を手がける。
ブライジは2020年にクイーン・ラティファ、ミッシー・エリオットと共同で制作総指揮を務めたLifetimeの映画「クラーク・シスターズ The First Ladies of Gospel」が高視聴率を記録。また、公民権運動を描いたLifetimeの13年の伝記映画「Betty & Coretta(原題)」ではアンジェラ・バセットと主演を務めた。