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中井貴一、企画も手がけた主演作「大河への道」 きっかけは勘違い?「こっちの大河か(笑)」

2022年3月1日 21:00

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「大河への道」完成披露試写会
「大河への道」完成披露試写会

初めて日本地図を作った伊能忠敬の偉業に隠された感動秘話を映画化した「大河への道」の完成披露試写会が3月1日、都内で行われ、主演の中井貴一と、原作となった創作落語「伊能忠敬物語 大河への道」の生みの親である落語家・立川志の輔が出席した。

千葉県香取市役所では地域を盛り上げるため、郷土の偉人・伊能忠敬を主人公にした大河ドラマの開発プロジェクトが立ち上がる。しかし、脚本制作の最中に、忠敬が地図完成の3年前に亡くなっていたという事実が発覚してしまう。片や1818年、江戸の下町。忠敬の志を継いだ弟子たちは地図を完成させるべく、一世一代の隠密作戦に乗り出す。

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以前から親交があった志の輔に対し、映画化オファーを持ちかけた中井は「おれは“企画”だけで、映画に出るつもりはないですって言ったんですけど、プロデューサーに『それは無理でしょ』と鼻で笑われてしまって」と“映画化への道”を振り返った。

当初はタイトルから「きっとロケ地は中国で、日本人が黄河や長江をめぐりながら、いろんな文明と出合い成長する話だと思っていた」と自身の勘違いも明かしつつ、「そうしたら、こっちの大河か(笑)と。でも、師匠の落語は拝見すると、映像が浮かんでくるんですよ。無理を言いましてから5年。撮影の延期もあったが、できる範囲でベストを尽くしました」と強い手応えを示した。

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一方、志の輔は「自分で面白いと好き勝手、こしらえあげた落語が“原作”として映画になるなんて、落語家を40年やっていて、こんなうれしい話はない。感謝感謝でいっぱいでございます」と感激しきり。「時代考証も含めて、かなりアバウトな落語を映画の脚本にしていただき、すばらしいエンターテインメントに変わっていくさまを目にし、幸せな5年間でした。極上の映画の楽しみを味わってくださいませ」と瞳を輝かせた。

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舞台挨拶では、忠敬が完成させた“誤差0.2パーセント”ともいわれる当時の日本地図が披露され、志の輔は「(千葉県香取市にある)伊能忠敬記念館に行ったのは、たまたま偶然でしたが、見た瞬間に背筋がピューンとなるくらい感動した。忠敬ひとりだけで完成したわけではないというのも、すばらしい」としみじみ。中井は「歴史はロマンであり、好きなように解釈し作っていくものだと。僕は志の輔流のロマンを映画にしたいと思ったし、志の輔師匠の偉業も後世に残したかった」と改めて感謝と敬意を伝えていた。

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大河への道」は、5月20日から全国で公開。中井をはじめ、松山ケンイチ北川景子らキャストが、それぞれ現代と江戸を生きる1人2役を務める。「花のあと」の中西健二が監督を務め、「花戦さ」の森下佳子が脚本を手がけた。また、完成披露試写会の場で、玉置浩二が主題歌「星路」(読み:みち)を書き下ろし提供していることが明らかになった。

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