クリストファー・ノーラン監督、新作でケネス・ブラナーと3度目タッグ
2022年2月28日 13:00
クリストファー・ノーラン監督の新作映画「オッペンハイマー(原題)」に俳優ケネス・ブラナーが出演することがわかった。
製作・配給を手がける米ユニバーサル・ピクチャーズは2月22日(現地時間)、公式Instagramアカウントで、主演俳優キリアン・マーフィが「原爆の父」と呼ばれる米物理学者ロバート・オッペンハイマーに扮したモノクロの写真を初公開。その投稿のキャプションでブラナーの出演も明らかになった。
ブラナーがノーラン監督作に出演するのは、「ダンケルク」「TENET テネット」に続き3度目。現時点では役どころは明かされていない。英ScreenDailyによれば、すでに撮影は開始されており、ニューメキシコ州、カリフォルニア州、ニュージャージー州などアメリカの複数の州をまたいだものになる。
ノーラン監督が脚本・製作も務める本作は、2005年のピューリッツァー賞を受賞したカイ・バード&マーティン・J・シャーウィン共著によるノンフィクション本「American Prometheus: The Triumph and Tragedy of J. Robert Oppenheimer」を下敷きに、第2次世界大戦中、マンハッタン計画を指揮して世界で初めて原子爆弾の開発に成功したオッペンハイマーの栄光と挫折、苦悩と葛藤を描くもの。マーフィ、ブラナーのほか、エミリー・ブラント、マット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr.、ラミ・マレック、フローレンス・ピュー、ジャック・クエイドらが共演する。
全米公開は2023年7月21日予定。