「誰もがその曲に恋に落ちた」「飛び抜けた出来」 ミュージカル映画「シラノ」物語の核となる楽曲公開
2022年2月22日 17:00

「プライドと偏見」「つぐない」のジョー・ライト監督が、名作舞台「シラノ・ド・ベルジュラック」をミュージカル映画化した「シラノ」の本編映像の一部が披露された。物語の核となる映画のオリジナル楽曲「Every Letter」を収めている。
物語の舞台は17世紀フランス。自身の外見にコンプレックスを持ち、恋心を打ち明けられずにいた主人公のシラノ(ピーター・ディンクレイジ)は、思いを寄せている親友ロクサーヌ(ヘイリー・ベネット)から青年・クリスチャン(ケルビン・ハリソン・Jr.)に一目ぼれしたことを告白され、恋の仲裁役を依頼される。シラノがクリスチャンの代筆でロクサーヌへ恋文を書くことによって、三角関係へと展開していく。
披露されたのは、クリスチャンからの手紙を待ちわびるロクサーヌ、ロクサーヌへの思いを綴るシラノ、そしてシラノの思いを知らずに自分の名が記された手紙を届けるクリスチャンの姿が、「Every Letter」にのせて映し出されるシーン。ストーリーの核ともいえる美しい場面になっている。
本楽曲は本作のために新しく書き下ろされたオリジナル曲で、舞台から引き続き参加しているザ・ナショナルのデスナー兄弟が作曲、バンドのフロントマンであるマット・バーニンガーと作曲家のカリン・ベッサーが作詞している。
製作のエリック・フェルナーは「彼らが作った曲は、今回の企画が成立した大きな要因だ。相手が誰であっても、たとえば配給や、出資や、製作への参加を検討している相手であっても。彼らの曲をかけるなり、誰もがその曲に恋に落ちた」と企画当初を振り返り、「それはアーロンとブライスやマットとカリンのスキルの証だ。その場面の感情に合っているだけでなく、時代劇の雰囲気を現代風に表現している」と明かしている。
また、本作の演出を担当したマーク・アスピノールも「『Every Letter』は飛び抜けた出来だ。官能的で、勢いがあり、セクシーだ。その曲のなかでは、シラノ、ロクサーヌ、クリスチャンそれぞれの内的な独白が、ひとつに重なっていく。その楽曲によって各キャラクターのことをさらに掘り下げていくことができた」と称賛している。
「シラノ」は2月25日から全国公開。
(C)2021 Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved.
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