福本莉子、真冬の雨降らしシーンは「あがくことを止めた」 松田元太も驚きを禁じ得ず
2022年2月20日 11:00

福本莉子と松田元太(ジャニーズJr.内ユニット「Travis Japan」)が主演する「君が落とした青空」の公開記念舞台挨拶が2月19日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。福本と松田は、共演の板垣瑞生、横田真悠、莉子、Yuki Saito監督とともに登壇した。
原作は、女子中高生に人気の小説アプリ「野いちご」で“切ない小説ランキング”第1位を獲得した櫻いいよ氏による人気小説。2月18日に封切られた今作で、福本は素直で一生懸命なヒロイン・水野実結、松田はサッカーが得意な学校の人気者・篠原修弥に扮した。

映画は、交際2年になる高校生の実結と修弥は「毎月1日は何があっても必ず一緒に映画を観に行く」という約束通り、映画館へ向かうところから始まる。しかし、修弥が急用を理由に突然キャンセル。最近、何かを隠している様子の修弥に対し、実結は不安を感じていた。そんな彼女の目の前で、修弥が交通事故に遭ってしまう。パニックになる実結だが、目が覚めると、なぜか「事故当日の朝」に戻っていた。
全国100館の劇場に生中継されたこの日、冬の夜に雨降らしのシーンに臨んだ撮影を振り返ったふたり。松田が「あんな冬に、あんな夜に、あんな連続であんな冷たいアスファルトの上に(福本と)ふたりで寝転がって……」と話すと、Saito監督は「撮り直しのテイク2のとき、体の震えをすべて止めて1分間も耐えてくれた」と福本の女優魂を絶賛する。

一方の福本は、「生きることを諦めました。あがくことを止めたら、無になって涙がツーっと。死んでいました」と悟りの境地で挑んだことを告白。これには、松田も「え? 僕の目の前に生きることを諦めた人がいたってこと?」と驚きを禁じ得ない様子だった。
また、舞台挨拶を盛り上げるために男性陣は劇中の胸キュン必至のセリフを実演。「好きなんだよ……、おまえのことが」(板垣)、「……大好きだよ」(松田)と役になりきって奮闘してみせた。福本は「素晴らしい! エコー演出がいい感じだった」と目を輝かせたほか、「汗をかきながら頑張ってくれて素晴らしかった」(横田)、「ストレートで良かった」(莉子)と笑みを浮かべていた。
そんな様子を見守ったSaito監督は、「この5人は将来の日本映画界を背負う逸材です。まさにNEXTアクターアベンジャーズの5人!」とエールを贈り、目を細めていた。
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