「ナイル殺人事件」ケネス・ブラナーの意外な協力者とは? 製作の裏側に熱い友情あり
2022年2月19日 11:00

“ミステリーの女王”アガサ・クリスティの傑作を映画化する「ナイル殺人事件」。監督を務め、自ら名探偵ポアロを演じたケネス・ブラナーが、本作の完成の裏にクリストファー・ノーラン監督の協力があったことを明かした。
監督業と俳優業共に高い評価を得てきたブラナー。本作の撮影期間に、ノーラン監督作「TENET テネット」の撮影にも俳優として参加しており、「私とノーランは良い協力関係を築いていました。『TENET テネット』でノーランの仕事ぶりを見て、時折映画作りについて具体的な話をすることもありました」と振り返る。
続けて、「スケジュールの問題もあった中、『TENET テネット』のセットにあるカメラを『ナイル殺人事件』のセットでも使用させてもらうこともありました」と、ノーランのサポートを受けながら、唯一無二の世界を創り上げていったというエピソードを明かした。
(C)2022 20th Century Studios. All rights reserved「TENET テネット」と同じ65ミリフィルムでの撮影は、本作を単なるミステリーから、ナイルを往く豪華客船内で起こる旅情感溢れるミステリー・クルーズへと昇華させた。ブラナーは「本作の映像は驚くほど没入的ですし、とても濃厚な錯覚的な体験ができます。その深みもディテールも間違いなくプレミアなものですよ」と映像に手ごたえをにじませる。
「僕は他の監督の作品に出演することによって、他の人がどうしているのかを学べるので光栄なんです。これまでの映画作りでは、信じられないほど協力してくれる方々が傍にいました。そのことを忘れたことはありません」と周囲の支えに感謝するブラナー。本作でも、イギリスという同郷で育ち、共に活躍し続けるブラナーとノーラン監督の友情が完成に導いた。
「ナイル殺人事件」は2月25日から公開。
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