「ドライブ・マイ・カー」アカデミー賞ノミネートで上映劇場が倍増 週末興収は前週比500%に
2022年2月14日 18:00

西島秀俊が主演し、濱口竜介監督が村上春樹氏の短編を映画化した「ドライブ・マイ・カー」が、第94回アカデミー賞の全4部門でノミネートを果たした。日本映画史上初となる作品賞と脚色賞、さらに監督賞、国際長編映画賞――このノミネーションを受け、日本国内での上映も盛り上がりをみせている。
村上氏の短編小説集「女のいない男たち」(文春文庫刊)に所収された小説を映画化。妻を亡くし喪失感を抱える、舞台俳優であり演出家の家福悠介と、ある過去を胸に秘める寡黙な専属ドライバー・みさきの旅路が描かれる。主人公の家福役を西島、ヒロインのみさき役を三浦透子、物語の鍵を握る俳優の高槻役を岡田将生、家福の亡き妻の音役を霧島れいかが演じている。
2021年8月20日に全国115館で封切られた「ドライブ・マイ・カー」。ノミネーション発表前時点での上映館数101館だったが、発表後の2月13日時点では213館に倍増。さらに、週末土日(2月12日、2月13日)の興収は前週比500%に。2月13日までの動員数は、33万3170人、興収4億5469万5030円となっている。
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