「ダンケルク」の注目俳優フィオン・ホワイトヘッド、憧れの英俳優と初共演 新作インタビュー映像
2022年2月8日 12:00

ロンドンのナショナル・ギャラリーで実際に起きた絵画盗難事件の知られざる真相を描く「ゴヤの名画と優しい泥棒」で、「ダンケルク」などで知られるフィオン・ホワイトヘッドのインタビュー映像が披露された。本作ではジム・ブロードベント扮する主人公の息子ジャッキーを演じている。
本作は、1961年にナショナル・ギャラリーで起きたゴヤの名画「ウェリントン公爵」盗難事件を基にした実話を映画化。この大事件の犯人は、60歳のタクシー運転手ケンプトン・バントン(ブロードベント)で、テレビに社会との繋がりを求めていた時代、孤独な高齢者のために盗んだ絵画の身代金で公共放送(BBC)の受信料を肩代わりしようと企てたのだ。しかし、事件にはもうひとつのある真相が隠されていた。

イギリス・ロンドン生まれのホワイトヘッドは、皿洗いのアルバイトをしながらオーディションに通い、クリストファー・ノーラン監督作「ダンケルク」のトミー役に抜てきされた。その後、エミー賞を受賞したNetflixオリジナル映画「ブラック・ミラー バンダースナッチ」で主演を務め、3月25日にはSF大作「ヴォイジャー」の公開も控えている。現在24歳、これからもさらなる活躍が期待される英国俳優の一人だ。
本作で演じたのは、主人公ケンプトンの次男で、船大工として働くジャッキー。何かと口喧嘩が絶えない両親の仲を取り持つ心優しい青年で、事件のキーパーソンでもある。

インタビュー映像では、自身の役どころを「彼は父親の影響で制度に従う気はなくて、さまざまなことに疑問を持っている。政府が絵画に払った莫大なお金を福祉に回すべきだという父親に賛同している。映画の中の彼は怒りをため込んでいるけど、本当はとても物静かな人間で頭にあることを全て口にしようとはしない」と説明。
同じイギリス出身の名優ブロードベントとヘレン・ミレンとの初共演については「最高の共演者に恵まれて至福の時だった。2人とも僕にとっては長年の憧れと尊敬の存在だったけど、そんな2人によくしてもらって楽しく仕事ができた」と振り返り、最後に観客に向けて「心を打たれると思うし、見終わった後に心が晴れるといいな」とメッセージを送っている。
「ゴヤの名画と優しい泥棒」は2月25日から公開。
(C)PATHE PRODUCTIONS LIMITED 2020
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

片思い世界
【“鑑賞確定”の超期待作】広瀬すず×杉咲花×清原果耶主演×「はな恋」製作陣…そして涙腺崩壊へ
提供:リトルモア

ミッキー17
【前代未聞のオール社畜レビュー】史上最凶のブラック仕事を描いた痛快作…社畜が観たらどうなった!?
提供:ワーナー・ブラザース映画

侍タイムスリッパー
【ついに見放題“最速”配信中!!!】観たかった人も、何度も観た人も今すぐ観て!【ネタバレ厳禁】
提供:JCOM株式会社

この村の住人は、人間を喰ってる――
【衝撃の問題作】異常なクオリティで世界が熱狂…“絶対的支持”の理由を徹底解説!
提供:ディズニー

観ないとぜっったい後悔する
【ラスト5分の破壊力】そして“観たことないシーン”のゲリラ豪雨に、感動を超えてもはや放心状態――
提供:東和ピクチャーズ

映画を安く観たい人、絶対にチェックして!
【映画2000円は高すぎる!!?】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI

厳選した名作“だけ”をあなたに。
【探す時間、ゼロ】家のテレビが「あなただけの24時間シアター」に!(提供:BS10 スターチャンネル)