池松壮亮×伊藤沙莉 6年間の恋を主題歌にのせて遡る「ちょっと思い出しただけ」ロングトレーラー
2022年1月27日 11:00

池松壮亮と伊藤沙莉が主演し、第34回東京国際映画祭の観客賞に輝いた松居大悟監督作「ちょっと思い出しただけ」のロングトレーラーが披露された。「クリープハイプ」が手掛けた主題歌「ナイトオンザプラネット」にのせて、男女のなんでもないけど愛おしい日々が映し出される。映像にはキスシーンをはじめ、初披露となる本編シーンがふんだんに使われている。
本作は、「バイプレイヤーズ もしも100人の名脇役が映画を作ったら」「くれなずめ」の松居監督が、「クリープハイプ」の楽曲「ナイトオンザプラネット」をモチーフに書き上げたオリジナルラブストーリー。怪我でダンサーの道を諦めた照生(池松)と、タクシードライバーの葉(伊藤)を中心に、彼らと関わる登場人物たちとの会話を通じて、都会の夜に無数に輝く人生の機微を繊細かつユーモラスに描く。
本作誕生のきっかけとなった楽曲「ナイトオンザプラネット」は、「クリープハイプ」の尾崎世界観が、ジム・ジャームッシュ監督の映画「ナイト・オン・ザ・プラネット」に着想を得て書き上げたもの。松居監督は、「2020年の4月頃に、『松居くんと作りたいものができた』という言葉と共に尾崎くんから送られてきたのが「unbelievable」(のちの「ナイトオンザプラネット」)という曲でした」と振り返る。そして「この曲を聴いた瞬間にMVや短編じゃなく、長編映画にしたいと感じた」ことを明かした。本作のタイトルは、映画スタッフの提案で曲の歌詞から付けられた。
ロングトレーラーでは、主題歌「ナイトオンザプラネット」にのせて、照生と葉の6年間が紐解かれていく。デートの帰り道、タクシーでふざけあった思い出、意味もなくはしゃいで駆け下りた階段、部屋でケーキを食べながら映画を観て過ごしたひととき。そのどれもが、なんでもないけどかけがえのない、たまらなく愛おしい時間だった。映像には、照生と葉のキスシーンをはじめ、初披露となる本編映像が満載。永瀬正敏、國村隼、成田凌、河合優実、尾崎世界観、お笑いコンビ「ニューヨーク」の屋敷裕政らバラエティに富んだキャストも登場する。
「ちょっと思い出しただけ」は、2月11日に全国公開。
(C)2022「ちょっと思いだしただけ」製作委員会
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント