19年後のハリー・ポッター役は藤原竜也、石丸幹二、向井理! 舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」全キャスト発表
2022年1月22日 10:00
藤原竜也、石丸幹二、向井理が、世界中で大ヒットした舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」の東京公演で、J・K・ローリングによる原作シリーズから19年後のハリー・ポッターを、トリプルキャストで演じることがわかった。厳しいオーディションで選ばれた全キャストが発表され、プレビュー公演の開催とチケット情報の詳細も明らかとなった。
「ハリー・ポッターと呪いの子」の舞台は、ハリー、ロン、ハーマイオニーが魔法界を救ってから19年後。舞台のために書き下ろされた、原作シリーズに続く8番目の物語で、3人の子を持つ父となったハリーが描かれる。2016年に英ロンドンで開幕すると大ヒットを記録し、英演劇界の最高名誉であるローレンス・オリヴィエ賞、米演劇界の最高名誉であるトニー賞を含む60以上の演劇賞を世界中で獲得した。
東京はアジア初、世界では7番目の開催地となる。日本オリジナルキャストは、複数回にわたる映像オーディションを経て、21年春には来日した海外スタッフとの対面オーディションに臨むなど、厳しい審査を勝ち抜いてきた。回替わりで大人になったハリーを演じる藤原、石丸、向井は、次のように喜びを明かした。
藤原「世界で愛されている大ベストセラーシリーズに出演できること、大変光栄に思います。海外スタッフによる数度のオーディションは緊張しましたが、非常に貴重な経験となりました。“ハリー・ポッター”という世界を、ファンの方だけでなく、演劇を見たことのない方にも楽しんでいただけるよう、とにかく精一杯演じます」
石丸「ブロードウェイで見た時の興奮が忘れられない。めくるめくような魔法の嵐に、どよめきが湧きおこり、ハリーたちと一緒に客席もハラハラドキドキ。こんな夢のような体験を、日本で味わえるなんて。しかも、今度は俳優として舞台上で。皆さん、ぜひお楽しみに!」
向井「舞台でも魔法がたくさん出てきて、自分が演じていなくても見に行きたいほど面白い舞台です! その作品に出演者として最初に関われることがとても楽しみで、オーディションに参加してよかったと思っています。今までどおり、真摯に作品に向き合いたいと思います」
そのほか中別府葵と早霧せいながハーマイオニー、エハラマサヒロと竪山隼太がロン、松田慎也と宮尾俊太郎がドラコ・マルフォイ、馬渕英里何と白羽ゆりがジニー、榊原郁恵と高橋ひとみがマクゴナガル先生をダブルキャストで演じる。なお東京公演は、21年11月にブロードウェイで行われた1部制で上演され、上演時間は休憩を含めて3時間30分を予定している。
あわせて、7月8日からの本公演に先立ち、6月にプレビュー公演が実施されることも決定。詳細は2月17日正午に発表され、プレビュー公演のチケットは同23日と24日の2日間限定で発売される。プレビュー公演のチケットを購入できるのは、TBSチケット(https://tickets.tbs.co.jp/harrypotteronstage/)とホリプロステージ(https://harrypotter.horipro-stage.jp/)のみとなる(どちらも事前に会員登録が必要)。通常チケット(全席指定、税込み価格)は、SS席(1万7000円)、S席(1万5000円、6~15歳は1万2000円)、A席(1万3000円)、B席(1万1000円)、C席(7000円)。プレビュー公演も本公演も同じ金額となる。
さらに、通常チケットとは別に特別なチケット2種も用意されている。ひとつは、ハリー・ポッターの世界観を存分に味わえる「9と4分の3番線シート」(税込み2万円)。購入者には、特別なデザインをあしらったチケットと限定の非売品グッズの特典、一足先に劇場ロビーに入り魔法の世界を独占できる権利がプレゼントされる。もうひとつは、抽選で当選した人のみが5000円で購入できる、貴重な「ゴールデン・スニッチチケット」。翌週分の抽選が毎週行われ、応募には公式サイト(https://www.harrypotter-stage.jp)からのメルマガ登録が必要となる。
舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」は、プレビュー公演は6月から、本公演は7月8日から東京・TBS赤坂ACTシアターで上演される。主要キャスト一覧は、以下の通り。
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