「スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団」 Netflixでアニメシリーズ化
2022年1月20日 22:30

エドガー・ライト監督の代表作「スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団」の原作として知られる、ブライアン・リー・オマリーの人気グラフイックノベル「Scott Pilgrim(原題)」が、Netflixでアニメシリーズ化されることがわかった。米ハリウッド・レポーターが独占で報じている。
「Scott Pilgrim(原題)」の主人公は、カナダに住む売れないバンドのベーシスト、スコット・ピルグリム。ある日、謎めいたアメリカ人女性ラモーナに出会いすぐさま恋に落ちるが、ラモーナと付き合うためには、彼女の邪悪な元カレ7人と決闘をして全員を倒さなければならないという過酷な試練が待ち受けていたというストーリーだ。
2004~09年に刊行された全6巻からなる同作は、瞬く間にベストセラーに。10年には、「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ベイビー・ドライバー」のライト監督が「スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団」のタイトルで実写映画化し、公開時こそ興行面でふるわなかったものの、その後映画ファンからの熱い支持を得てカルト的人気を誇るライト監督の代表作のひとつとなった。
新アニメシリーズは、Netflixの人気ドラマ「アンブレラ・アカデミー」などを手がける米ユニバーサルのテレビ制作会社ユニバーサル・コンテント・プロダクションズ(UCP)とNetflixの共同制作。原作者のオマリーが脚本と制作総指揮を担当する。映画「スキップ・トレース」の脚本家ベンデビッド・グラビンスキーがショーランナーを務めるほか、映画版からライト監督と製作パートナーのナイラ・パークが制作総指揮で参加。本作のアニメーションを手がけるアニメ制作会社サイエンスSARUの代表取締役で韓国出身の女性アニメーター、チェ・ウニョン(「デビクロってなに?」「牙狼〈GARO〉-炎の刻印-」)がプロデューサー、「スター・ウォーズ」を題材に、日本のアニメ制作会社が制作した短編9作品からなる話題のアンソロジーアニメ「スター・ウォーズ ビジョンズ」で監督を手がけたアベル・ゴンゴラが演出をそれぞれ務める。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント