清野菜名、撮影リハ中に本気筋トレ!? 「No Activity」木村佳乃が目撃した驚きの姿
2021年12月31日 08:00
本作は英勉が監督、お笑いコンビ「シソンヌ」のじろうが脚本を務め、オーストラリアで大ヒットしたドラマ「No Activity」を日本版にリメイクしたコメディタッチの刑事ドラマ。。出世を諦めた万年ヒラ刑事の時田信吾(豊川)と、人たらしな新米刑事・椎名遊(中村)のバディが、麻薬捜査の張り込み中に巻き起こすありえないような騒動を描く。
麻薬取引の張り込み捜査現場を舞台に、一癖も二癖もある登場人物たちのシュールでユーモアたっぷりな会話が繰り広げられる。時田と椎名の刑事のくだらない会話の応酬に加え、彼らに無線で指令を伝える警視庁無線連絡室の指令官・美里(木村佳乃)と阿漓羅(清野)の無線連絡室コンビの“絶妙に噛み合わない掛け合い”も見どころのひとつとなっている。
清野が演じた阿漓羅は、とにかく真っすぐで、正義感に溢れる真面目な新米警察官。先輩指令官・美里が繰り出す空気の読めないマシンガントークにもめげず、己の正義を信じて突っ走る猪突猛進型のキャラクターだ。そんな役を演じた清野自身も、阿漓羅の“真っすぐさ”を持つ性格だそう。共演した木村は、こんなエピソードを明かす。
木村「撮影前に英監督や皆さんとリハーサルをさせて頂いたのですが、その時に美里が『休憩していいわよ』って言うと阿漓羅が筋トレし始めるシーンがあるんです。リハーサルではみんなで椅子に座って台本を読んでいたのですが、筋トレのシーンになると菜名ちゃんが本気で腕立てし始めて(笑)。とても驚いたのをよく覚えています」
撮影前から既に役に入り切る清野の女優魂――。彼女の“真っすぐさ”が、阿漓羅を唯一無二のキャラクターに仕立て上げているのだろう。木村も阿漓羅のキャラクターの虜になっているようで「警察という職業に命を懸けているところが魅力的ですよね。正義の固まりのような人で、腕っぷしが強くてすごく頼もしい存在です」と語っている。
実は物語が進むにつれて、徐々に美里と阿漓羅の関係が変化していくのが面白いところ。最初こそ一方的な美里のマシンガントークに気圧される阿漓羅だが、次第に彼女の持つ真面目さ、正義感の強さが頭をもたげはじめる。それぞれの個性と共に、2人が織りなす物語にも注目してほしい。
「No Activity 本日も異状なし」(全6話)は、Amazon Prime Videoで独占配信中。