「ファンタビ」最新作、グリンデルバルドに立ち向かう凸凹チームのメンバーとは?
2021年12月30日 11:00

「ファンタスティック・ビースト」の最新作「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」が、4月8日から公開される。史上最悪の黒い魔法使い・グリンデルバルドを倒すべく、寄せ集めのデコボコチームが結成される本作。一体どんな面々なのか、そのメンバーを含め、最新作を前に知っておきたい登場人物たちを紹介する。

本作の主人公。シャイでおっちょこちょいな一面もあるが、魔法動物をこよなく愛する魔法動物学者。魔法動物を守るため世界中を飛び回る彼がいつも持ち歩いているのは、一見何の変哲もないトランクだが、それは中が無限に広がる魔法のトランクで、中にはありとあらゆるユニークな魔法動物たちが住んでいる。
基本的に温厚でマイペースな性格だが、一本筋の通った正義感と博愛の精神を持ち、どんな相手に対しても物怖じすることなく言うべきことをはっきり言うことが出来る勇敢な心も持っている。かつてはホグワーツ魔法魔術学校のハッフルパフの寮生で、教師だったダンブルドア先生の教え子でもあった。
前途のような性格のため、ダンブルドア先生に物申せる貴重な人物だが、内心ではダンブルドアのことを尊敬しており、現在も交流を続けていることからもよき相談相手、そして友人としての関係を築いている。誰かに肩入れすることを好まない性格だが、前作で大切な旧友のリタ・レストレンジをグリンデルバルドに殺され、ついにダンブルドア先生や闇祓いである兄のテセウスらの側に「つく」ことを選択する。

ホグワーツ魔法魔術学校の変身術の教師。のちに校長に就任し、「ハリー・ポッター」シリーズでは、良き師匠としてハリーを導いてきたことでも知られ。グリンデルバルドに唯一対抗できる力を持つ魔法使いだが、グリンデルバルドとは若い頃に志を共にし、「血の誓い」によってお互いに戦わないという誓いを交わしていたため直接攻撃することができない。
しかし、2作目できらきら光るものが大好きな魔法動物のニフラーが、グリンデルバルドから「血の誓いのペンダント」をこっそり奪う手柄をあげる。これを破壊できれば、いよいよグリンデルバルドとダンブルドアの直接対決になるのか。また、タイトルにもなっている「ダンブルドアの秘密」とは一体何なのか、本作のキーパーソンとなる存在だ。

ひょんなことからニュートに出会い、魔法の世界に足を踏み入れてしまった陽気で明るいパン屋を営むマグル(非魔法族)。魔法や学問には長けているがマイペースなニュートとは反対に、世渡り上手な常識人で、ニュートのよき相棒となる。どんな人間にもいいところがあると信じる根っからのお人好しで、その心根の優しさから魔法使いのクイニーと恋に落ちるが……。
最新作では、唯一のマグルとしてチームに参加し、ダンブルドアから杖を贈られ、魔法使いたちと共にグリンデルバルドに立ち向かう。

ニュートの兄。第一次大戦における英雄で、イギリス魔法省で働く闇祓い。ニュートとは正反対の規律を重んじる正義感溢れる性格だが、常に弟のことを気に掛ける家族思いな一面もある。2作目ではニュートと特別親しかったリタ・ストレンジと婚約したことで、兄弟間に微妙なこじれを生んでいたが、リタをグリンデルバルドによって目の前で殺され、今作ではさらにニュートとの協力関係を強めることとなりそうだ。
アメリカのイルヴァーモーニー魔法魔術学校の呪文学の教師。「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」では“賢者の石“を作ったニコラス・フラメルに本を通して助言を与え、陰ながらニュートたちの対グリンデルバルドとの戦いに協力していた。今作からダンブルドアのチームに加わることになる。

名門魔法族の末裔で、ニュートの兄テセウスの婚約者で亡くなったリタ・レストレンジの異父兄。2作目では、幼少期にコーヴァス・レストレンジに母を奪われ、その息子と噂されていたクリーデンスの殺害を狙う人物として登場。しかし、人違いであったことが明らかになり、今作からダンブルドアのチームに加わることになる。
ニュートの助手。魔法動物とニュートのことが好きで、ニュートの地下室で魔法動物の世話を手伝っている。今作ではニュートの助手としてダンブルドアのチームに参加することになる。

「魔法使いはもはや人目を忍ぶ必要はない、堂々と姿を見せて世界の頂点に立つべき」という思想を持ち、圧倒的な魔法の強さとカリスマ性を備える史上最悪の黒い魔法使い。「血の誓い」によって直接攻撃できないため、ダンブルドアをクリーデンスに殺させようと画策し、彼を引き込むなど、言葉巧みに信奉者を増やしていく。

冷酷な養母に虐待され、オブスキュラス(魔力を封じられた魔法使いのこと)となったクリーデンスは、本シリーズを通してキーパーソンとして描かれている。オブスキュラスを宿した子どもは長く生きられないと言われながらも、強力な力を秘めているため生き延びた彼は、前作では自身の出自を知ろうとする中で、グリンデルバルドに出会い導かれていく。
本作の最新予告では、クリーデンスの元に「ダンブルドア家の危機の際に訪れる」という不死鳥が舞う様子が切り取られており、2作目の最後にはグリンデルバルドによって告げられた「アウレリウス・ダンブルドア」という名前も含めて、ダンブルドアとの関係性が注目されている。

ティナ・ゴールドスタインの妹で、人の心が読める魔法使い。イルヴァーモーニー魔法魔術学校出身で、MACUSA(アメリカ合衆国魔法議会)で働く。マグルであるジェイコブに好意を寄せ、恋仲になるが、アメリカではマグルに魔法界の存在を知られることはご法度であり、ましてやマグルと魔法使い同士の恋愛や結婚は論外。ジェイコブはクイニーを大切に思うからこそ、自分の幸せの犠牲にしてでも彼女の幸せを願うが、次第にクイニーとはすれ違っていくことに。グリンデルバルドの思想に傾倒していった彼女は、ついにジェイコブの元を去ってしまう。

MACUSA(アメリカ合衆国魔法議会)の闇祓い。イギリスからやってきたニュートが、ニューヨークで魔法動物のニフラーをうっかり逃してしまったことに加え、マグルの前で白昼堂々と魔法を使ったことを見つけたためティナがMACUSAに連行するという最悪な出会いを果たすが、その後、協力していく中でお互いを意識していくようになる。聡明で落ち着きがあり、“地に足のついた”と評されるほど常識的な考えをしているが、正義感が強く、自分の信念を通すために必要であれば規則を無視することもいとわない、という点ではニュートと似たもの同士。最新作の予告編では登場しなかったが、果たして。
また、元日から放送される30秒スポット映像も披露された。「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」は2022年4月8日から全国公開。
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