「99.9」香川照之の娘役・畑芽育、女優業本格始動の2021年は実り多き1年に
2021年12月29日 10:00

映画「99.9 刑事専門弁護士 THE MOVIE」やNHK大河ドラマ「青天を衝け」での好演が記憶に新しい畑芽育にとって、2021年は女優活動を本格的に始動した“元年”となった。
「99.9 刑事専門弁護士 THE MOVIE」ではドラマ版のSEASON1、SEASON2に続き、香川照之扮する佐田篤弘の娘・佐田かすみを演じた畑。1月には、舞台「ハリケーン・マリア」でアイドル・有馬けいこ役で初主演を果たした。
「2021年は、役者としての幅が広がった1年になったと思います。高校卒業という節目の年でもあり、女優としての意識がさらに高まり芝居をする楽しさや喜びをより一層感じられました。今年は今までと比べて雑誌やウェブ媒体などの取材も多かったので、その度に自分の考えや作品のことを振り返れるきっかけができたのがとても大きかったと思います」

舞台だけでなく、夏クールにはTBS系「プロミスシンデレラ」と日本テレビ系「ハコヅメ」に出演。「プロミスシンデレラ」では、茶房でアルバイトする高校生のさくらを演じるため、髪を15センチ切って撮影に挑むなど、度胸も満点だ。
自らの長所を「どれだけ難しい役柄が来ても、心から楽しんでお芝居が出来るところだと思います」と語る。「大きな壁にぶち当たることも多々ありますが、それすらもワクワクするほど、お芝居をすることに夢中です。今後もっと役者として自信をつけていきたいし、色々な分野の知識を増やさなければと思っています」。
吉沢亮主演「青天を衝け」で大河ドラマ初出演を果たし、富岡製紙工場の工女・尾高ゆうに息吹を注いだ。実在した人物をリアルに演じるべく、所作の練習やリハーサルを重ねながら現場に臨んだ。

年が明けて4月の誕生日で20歳になるが、「今まで経験したことのないお仕事や役柄をこなしながら、もっとたくさんの方に『畑芽育』という名前を目にしていただきたいです。自分だからこそ出来ることを考えながら、素敵な役者になれるよう、さらに精進していきます!」と意欲をのぞかせる。
畑をそんな心境に至らせたのは、舞台「ハリケーン・マリア」で目にした光景に由来するという。「舞台での光景はこの先も忘れられないだろうなと思います。いつもカメラの前でお芝居をするのとは全く違う感覚でした。お客さんひとりひとりの表情や声が自分の目や耳、身体を通して実際に感じることが出来たのが本当に新鮮で嬉しかったです。特に、拍手をしてもらったときの感情はうまく言葉で表すのも難しいくらいに感動しました。またいつか舞台で生のお芝居を観て頂ける機会があればいいなあと思っています」と更なる飛躍を誓った。
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