23歳の新進気鋭監督が描く“若者たち”の物語 「明け方の若者たち」メイキング写真
2021年12月29日 19:00

カツセマサヒコ氏の青春恋愛小説を映画化した「明け方の若者たち」のメイキング写真を、映画.comが入手した。新進気鋭の松本花奈監督と、主演の北村匠海らキャストたちの姿をとらえている。
「明け方の若者たち」は、退屈な飲み会で出会った“彼女”(黒島結菜)に一瞬で恋をした“僕”(北村)が、世界が“彼女”で満たされる一方で、社会人になり“こんなハズじゃなかった人生”に打ちのめされていくさまを描く。

現在23歳の松本監督は「脱脱脱脱17」で劇場デビューし、これまでにオムニバス映画「21世紀の女の子」内の「愛はどこにも消えない」(19)、「キスカム! COME ON,KISS ME AGAIN!」(20)などを手がけてきた。役者として映画やドラマへの出演経験もあり、北村とは映画「鈴木先生」でクラスメート役として共演して以来の“再会”となった。

出演者と監督の立場での作品作りとなったが、そんな北村とのコミュニケーションについて、松本監督は「ご本人も『色をあまり出したくない』と仰っていて、自然体で等身大の感じでやりたいねと話しました」と話す。北村も「すべて(松本)花奈に任せるつもりでいた」と、同世代の2人ならではの信頼関係を伺わせる。

キャスト・監督含め20代の“若者”が肩を並べる本作は、先日行われた舞台挨拶で北村が「若者たちが集まって作れたのが嬉しい」と語ったように、まさに“若者たち”で作り上げた“若者たち”の物語になっている。
「明け方の若者たち」は12月31日から全国公開。R15+指定。
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