湯浅政明監督「犬王」ティザービジュアル完成 ロッテルダム国際映画祭で湯浅監督特集
2021年12月14日 05:00
同作は、南北朝~室町期に活躍した能楽師・犬王の一生を描いた古川日出男氏の小説「平家物語 犬王の巻」が原作のミュージカルアニメ。漫画家の松本大洋がキャラクター原案、「逃げるは恥だが役に立つ」の野木亜紀子が脚本を務め、犬王役をロックバンド「女王蜂」ボーカルのアヴちゃん、犬王とバディを組む琵琶法師・友魚(ともな)役を森山未來が演じている。
ティザービジュアルは、異形の能楽師・犬王と、盲目の琵琶法師・友魚が、琵琶の音色に乗って楽しげに踊る様子を収録。作中で運命の出会いを果たした2人が、自由自在に踊り、音楽を紡ぐ姿が色鮮やかに描かれ、そのそばには「ここから始まるんだ。俺たちは」というキャッチコピーが添えられている。
これまでにベネチア国際映画祭、トロント国際映画祭、釜山国際映画祭などの海外映画祭や東京国際映画祭で上映された本作だが、このほど第51回ロッテルダム国際映画祭での上映も決定。同映画祭では、本作のみならず、Filmmakers in focus部門で「湯浅政明監督特集上映」を行い、テレビアニメ「四畳半神話大系」、劇場アニメ「夜は短し歩けよ乙女」「きみと、波にのれたら」などが上映される。
さらに、フランス南西部アングレームで行われているヨーロッパ最大の漫画祭、第49回アングレーム国際漫画祭(2022年1月27~30日)では、「犬王」プレミア上映(湯浅監督のQ&Aあり)とアート展を実施。「『犬王』アート展 L’Art de INU-OH」では、松本氏の「犬王」キャラクターデザイン原画が世界で初めて展示される。
「犬王」は、22年初夏に全国公開。映画祭への出品一覧、ロッテルダム国際映画祭の湯浅監督特集の上映作品は以下の通り。
第78回ヴェネチア国際映画祭 オリゾンティ・コンペティション部門
第46回トロント国際映画祭 スペシャル・プレゼンテーション部門
第26回釜山国際映画祭 アジア映画の窓部門
第37回ワルシャワ映画祭 スペシャル・スクリーニング部門
第16回ブカレスト国際アニメーション映画祭 コンペティション部門
第23回富川(プチョン)アニメーション国際映画祭 長編コンペティション部門第34回東京国際映画祭 ジャパニーズ・アニメーション部門
第32回シンガポール国際映画祭 フォアグラウンド部門
第51回ロッテルダム国際映画祭 Filmmakers in focus部門
「犬王」
「Kick-Heart」
「夜明け告げるルーのうた」
「夜は短し歩けよ乙女」
「きみと、波にのれたら」
「四畳半神話大系」など
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)