「マトリックス レザレクションズ」バッグスはメタ的な存在? ジェシカ・ヘンウィックが明かすヒント
2021年12月11日 12:00

「マトリックス」の新章「マトリックス レザレクションズ」で新キャラクターとなるバッグスを演じたジェシカ・ヘンウィックが取材に応じ、自身の役柄について語った。
「マトリックス」シリーズの生みの親であり、シリーズ全作品を監督しているラナ・ウォシャウスキーがメガホンをとり、ネオ役のキアヌ・リーブスをはじめ、キャリー=アン・モス、ジェイダ・ピンケット・スミス、ランベール・ウィルソン、ダニエル・バーンハードらが続投した。
バッグスは、伝説の救世主ネオを崇拝しているという役どころ。テレビシリーズ「Marvel アイアン・フィスト」などで知られるヘンウィックは、予告編で華麗なアクションを披露しているほか、腕には白ウサギのタトゥーを入れており、「真実を知りたければついてきて」と、ネオをモーフィアスのもとへ連れて行く。1作目ではネオが「白ウサギを追え」というメッセージを受け取り物語が動き出したことから、彼女も重要な鍵を握る人物の一人になりそうだ。

ヘンウィックは、本作のオーディションを受けてほしいとリクエストがあったことを明かし、「でも、そのとき長めのハイキングをしていたので1度オーディションを断っていたんです。戻ってからまた声をかけてもらって、自分で撮った映像を送りました。そこからは早くて、1週間後くらいにモーフィアスを演じたヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世との相性を見たいから読み合わせをしてほしいと言われオーディションをして、その数日後にラナから役に決まったと電話をもらいました」と振り返る。
「バッグスはネオの大ファンです。メタ的なキャラで、本作を見ている観客に近いと思います。ネオが存在すると信じていて、ネオを探そうとします。自分が何を求めているのかはっきりわかっている、クールでいいキャラだと思います」といまだ謎の多い物語のヒントを明かす。
脚本についても「メタ的でとても深い」と“メタ”を用いて印象を語り、「完全に理解できるまで時間がかかりました。スケールが大きくて、でもトリニティーとネオが一緒にいるシーンもあるので、まるで旧友に会ったような懐かしさもあります」と感想を伝え、完成作について聞くと「とても好き」と笑顔。「早くみんなに見てほしいけれど、みんながどう思うのかすごく気になります。『マトリックス』を再びリメイクすることが目的のタイプの映画ではなく、新しい作品になっていると思います」と手ごたえをにじませた。
「マトリックス レザレクションズ」は、12月17日から全国公開。
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