松本潤のいたずらに、香川照之が突っ込む！　劇場版「99.9 刑事専門弁護士」息ぴったりのやりとりおさめたメイキング映像

個性豊かな弁護士たちがぶつかり合いながら、99.9％有罪が確定し、逆転不可能な刑事事件に挑む姿を描く、新感覚の法廷ドラマ「99.9 刑事専門弁護士」。松本が0.1％の無罪の可能性にこだわる型破りな弁護士・深山大翔、香川が敏腕弁護士・佐田篤弘を演じた。TBSの「日曜劇場」で2016年に放送された「SEASON1」、18年の「SEASONII」はいずれも高視聴率を記録した。初の劇場版では、松本と香川に加え、杉咲が新米弁護士・河野穂乃果役で参戦。西島秀俊、道枝駿佑（「なにわ男子」）、蒔田彩珠らが共演するほか、ドラマ版のレギュラーキャスト陣も続投する。

物語の軸となるのは、斑目法律事務所に舞いこんできた、15年前の毒物ワイン殺人事件に関する依頼。その犯人とされた人物は、死刑判決の確定後、無実を訴えながらも獄中で死亡し、真相は闇に葬られていた。さらにその事件に、謎の弁護士・南雲（西島）とその娘・エリ（蒔田）が関わっていたことが明らかになる。深山らは、事件が起きた村で出会った青年・守（道枝）の協力を得ながら、事件を徹底的に調べていく。しかし、巧妙に仕掛けられた罠が冤罪を生む事態に、事実だけを求め続けてきた深山に初めて迷いが生まれる。

メイキング映像は、松本が木村ひさし監督と真剣な表情で念入りに打ち合わせをする姿から始まり、深山、穂乃果、藤野（マギー）が、佐田とリモートで話すシーンの撮影へと続いている。深山らが捜査のために事件が起きた村へ行き、現場へ来られなかった佐田とテレビ電話をつなぐも、深山がお得意のいたずらでカメラに手をかざし、佐田とのやりとりを邪魔する。笑顔を浮かべ、何度もカメラに手をかざす松本に、香川が「本セリフまでいかないじゃん！」と突っ込み、現場に笑いが溢れるさまが切り取られている。

佐田側の撮影は後日だったにも関わらず、現場にやってきて撮影に協力した香川は、「最初から現場に行かないといけないと思っていました。リモート画面を使った佐田と深山のおなじみ感あるやりとりも、現場で一緒にリハーサルしたからこそ生まれたやりとりです」と振り返った。

「99.9 刑事専門弁護士 THE MOVIE」は、12月30日に全国で公開。なお、スペシャルドラマ「99.9 刑事専門弁護士　完全新作SP 新たな出会い篇　映画公開前夜祭」は、同29日の午後9時～11時27分に放送される。