虚淵玄×小畑健×荒木哲郎のオリジナルアニメ「バブル」22年5月公開 声優に志尊淳、宮野真守、梶裕貴ら
2021年12月7日 07:00
テレビアニメ「進撃の巨人」シリーズ、「甲鉄城のカバネリ」の荒木哲郎監督とWIT STUDIOによるオリジナルアニメ「バブル」が、2022年5月13日に劇場公開されることが決定した。なお同作は劇場版に先行して、Netflix版が22年4月28日から全世界配信される。
虚淵玄(脚本)、小畑健(キャラクター原案)ら主要スタッフ、志尊淳、梶裕貴、宮野真守、畠中祐ら主要キャストも発表され、ティザービジュアルと特報映像も披露されている。
物語の舞台は、世界に降り注いだ泡(バブル)で重力が壊れた東京。ライフラインが閉ざされた東京は家族を失った一部の若者たちの遊び場となり、ビルからビルに駆け回るパルクールのチームバトルの戦場となっていた。そんなある日、危険なプレイスタイルで注目を集めていたヒビキは、無軌道なプレイで重力が歪む海に落下し、不思議な力をもつ少女ウタに命を救われる。2人の出会いは、世界を変える真実につながっていく。
「魔法少女まどか☆マギカ」などのヒット作を手がけた脚本の虚淵、「DEATH NOTE」「バクマン。」で知られる漫画家の小畑のほか、音楽を「プロメア」「進撃の巨人」の澤野弘之が担当する。荒木監督は、「爽快なアクションや、美しい背景美術はもちろんのこと、今回はさらに、思いもよらないところに皆さんを連れていけると良いなと思っています」とコメントを寄せている。
主人公ヒビキ役を演じるのは志尊。「アニメ界のとてつもなく素晴らしいクリエイターの皆様とのお仕事。こんな大役、自分に務まるのか。お話をいただいた時はその気持ちでいっぱいでした」と当時の心境を明かし、「アフレコをしてみて、アニメーションがどのような工程を踏んで作られていくかを間近で見させていただき、その計り知れない労力にしっかりと色を加えられるよう、できる限りに演じました」と語っている。
また、荒木監督が監督を務めた作品の主役を務めた宮野(「DEATH NOTE」)、梶(「進撃の巨人」)、畠中(「甲鉄城のカバネリ」)の出演も決定している。
特報では志尊が演じるヒビキと、キャストが明かされていない少女ウタの声がおさめられている。荒木監督、脚本の虚淵、キャストの志尊、宮野、梶、畠中のコメント全文は以下のとおり。
長年ひっそりと作っていましたが、ようやくお披露目できることを嬉しく思います。
自分のお馴染みの皆さんと、一番得意なことを存分にやりました。ワクワクする絵がたくさん上がっています。楽しんでいただけるかと思います! 爽快なアクションや、美しい背景美術はもちろんのこと、今回はさらに、思いもよらないところに皆さんを連れていけると良いなと思っています。早くお見せしたい! よろしくお願いします!
荒木さんとご一緒に何か面白い作品を作りたい、という所から始まって、人魚姫モチーフの物語で「少女が恋した末に泡になる」のを「泡が恋して少女になる」に組み替えてはどうか? というアイディアになり、小畑さんをはじめたくさんの魅力的なスタッフが集結。まさに無数の泡が集まって一つの大きなうねりになっていくような、刺激的な体験でした。
アニメ界のとてつもなく素晴らしいクリエイターの皆様とのお仕事。
こんな大役、自分に務まるのか。お話を頂いた時はその気持ちでいっぱいでした。
ですが、作品を見させて頂き、この作品の中で生きられることを想像する度、高揚したのを覚えています。
アフレコをしてみて、アニメーションがどのような工程を踏んで作られていくかを間近で見させて頂き、その計り知れない労力にしっかりと色を加えられるよう、できる限りに演じました。
これは本当に沢山の方々に見て頂きたいです。こんな素晴らしい作品に携われたこと、幸せに思います。
「荒木哲郎×虚淵玄×小畑健」という夢のような企画に出演できる事...、本当に嬉しく思っています。みなさまにはとてもお世話になっておりまして、宮野のターニングポイントになる作品ばかりなんです。そして、今回も作中では、また「新たなチャレンジ」をさせていただいております。丁寧に丁寧に、演出していただき……心から、有意義に感じる時間でした。「バブル」はとてもピュアで美しい作品です。ご覧になってくださる皆様に、映画を通して、暖かい感情を届けられればと思っております。どうぞ、完成を楽しみに待っていてください!
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