ドウェイン・ジョンソン、ファンにひと足早い太っ腹なクリスマスプレゼント

ジョンソンは、米ロサンゼルス市内某所で11月25日（現地時間）に行われた上映会に集まった観客らに、ポップコーンとドリンクからスニーカーやテキーラ、エナジードリンク、アイスクリームまで、自腹を切って豪華な特典を振る舞い、「さてここで、あるひとりのファンに生涯忘れられないような、ビッグなプレゼントをしたいと思うんだけど・・・・」と切り出した。

「とある男がいてね。彼の話には、心底感動させられたよ。だからみんなにも紹介したいんだ。オスカー・ロドリゲスはどこだ？」とある男性を呼びかけた。座席から舞台に全力疾走で駆け寄ったロドリゲスさんは、感極まって思わずジョンソンに抱きついたが、サプライズはそこで終わらない。

ジョンソンは、ロドリゲスさんを「きみの話には、本当に心を動かされたよ。75歳のお母さんの面倒をみながらパーソナルトレーナーとして働き、地元の教会ではリーダーの役割を担っている。その合間に、DV（家庭内暴力）に苦しむ女性たちに精神的サポートと食事を提供するボランティア活動をしていて、おまけに元米海軍の退役軍人。そして何よりも、とにかく心優しいヤツなんだ」と紹介。憧れの大スターに褒めちぎられたロドリゲスさんは、「感激のあまり、言葉も出ない」と涙ぐんだ。

Instagramでジョンソンをフォローしていると言うロドリゲスさんを、会場の外に連れ出したジョンソンは、自らの手でコツコツと改造を加えた自慢のマッスルカーならぬマッスルトラックを披露。ロドリゲスさんが、「このトラックに（ジョンソンが）乗っている写真を、Instagramで何度見たかわからない」と興奮していると、ジョンソンは「これは今日からきみのトラックだよ！」とひと言。ロドリゲスさんは、まさかのプレゼントに思わず泣き出してしまった。

ジョンソンはその後、自身のInstagramに、その瞬間を捉えた動画を投稿し、「本当は『レッド・ノーティス』の劇中で俺が乗るポルシェをプレゼントしたかったんだ。そこでポルシェ社にかけあったところ、『ノー』って言われちゃってね」と、自慢の愛車を贈ることになった経緯を説明。「オスカーがあのトラックに乗って走り去る際に、『これぞ愛だ』って言ったんだけれど、まったくその通り。愛こそすべてだよ。新しいトラックを可愛がってやってくれよ、兄弟。きみときみの家族に心を込めてメリークリスマス！」と、メッセージを送った。