マシュー・マコノヒー、米テキサス州知事選への出馬を見送り
2021年12月1日 11:30

Photo by Noam Galai/Getty Images for HISTORY
「インターステラー」や「ダラス・バイヤーズクラブ」で知られる米人気俳優のマシュー・マコノヒーが、米テキサス州の州知事選への出馬を見送ったことを明らかにした。
「ダラス・バイヤーズクラブ」で米アカデミー主演男優賞を受賞したマコノヒーは、故郷である米テキサス州の現職グレッグ・アボット知事の再選を阻止するため、州知事選出馬の意欲を見せていた。
今週発表されたダラス・モーニング・ニュース紙の調査によると、マコノヒーはアボット州知事を8ポイント差でリード。テキサス大学の市場調査でも、アボット現州知事の支持が35%であるのに対し、マコノヒーの支持が44%と優勢だった。
しかし、12月13日の立候補締め切りを前に、マコノヒーは自身のInstagramに3分間あまりの動画を投稿。「テキサス州の小さな町、ウバルデで生まれた素朴な子どもだった私が、のちに政治的リーダーとして検討されるようになるとは思いもよりませんでした」と前置きし、「その道は、謙虚な気持ちにさせてくれると同時に、刺激的だと思いますが、現在はその道を選択しないことにしました」と出馬の見送りを発表した。
なお、マコノヒーは公職とは違う形で、テキサスの人々に貢献していくつもりだという。すでに、マコノヒーは自身の慈善団体Just Keep Living’を通じて恵まれない環境の高校生を支援する活動をしている。
(映画.com速報)