MY FIRST STORY、「マトリックス」の世界観をイメージした新曲書き下ろし Hiro「物語を俯瞰的に見て制作」
2021年11月30日 00:00
「マトリックス」の新章「マトリックス レザレクションズ」の日本版インスパイアソングが、ロックバンド「MY FIRST STORY」の新曲「PARADOX」に決定した。「マトリックス」の世界観をイメージして制作されたアップテンポでパワフルな楽曲になっている。
本作は、シリーズの生みの親であるラナ・ウォシャウスキーが監督を務め、キアヌ・リーブスをはじめ、キャリー=アン・モス、ジェイダ・ピンケット・スミス、ランベール・ウィルソン、ダニエル・バーンハードらが続投する。
ボーカルのHiroにとって「マトリックス」シリーズは、「洋画の代名詞であり、また青春時代の思い出として残っている」と、自身にとっても思い出深い作品。楽曲を制作する上では「例えば、じゃあネオだったらどう考えるのかとか、トリニティーだったらどう考えるのかとか、モーフィアスだったらどう考えるのかっていう視点で考えたり、全体像で物語を俯瞰的に見て制作しました」と、キャラクターや物語を意識したことを明かしている。「PARADOX」は今後テレビCMなどで使用予定。
Hiroのコメント全文は以下の通り。「マトリックス レザレクションズ」は、12月17日から全国公開。
日本版インスパイアソングのオファーを受けたときは、シンプルにすごくうれしくて、とても光栄でした。小さい頃から見ていた『マトリックス』シリーズに携われるというか、一緒に何かできるというのがすごく自分にとって光栄なことだなと思いました。
「マトリックス」は、僕にとってはやっぱり洋画の代名詞というか。日本でも知らない方がいらっしゃらないぐらい有名だと思うのですが、青春の思い出として残っています。初めて観たときは、アクロバティックでCGもすごくて、「なんかすごい映画があるな」という印象だったんですけど、改めて大人になって観てみるととても深くて。仮想空間なのか現実なのかという線引きだったり、ボーダーラインがちゃんと描かれていて、大人になって観るとより面白いなと思いました。
「PARADOX」を制作する上では、「マトリックス」の世界観にどこまで近づけているか分からないんですけど、僕の中ではストーリーがあって。例えばネオだったらどう考えるのかとか、トリニティーだったらどう考えるのかとか、モーフィアスだったらどう考えるのかという視点で考えたり、全体像で物語を俯瞰的に見て制作しました。歌詞を書くにあたっては、「マトリックス」シリーズを観直しました。ワードやセリフなど、歌詞が要所要所に散らばっていたりするので、そこに注目して見てもらえたらなと思います。今までの僕らの楽曲とはちょっと違った感じになっていると僕は思っているので、新しいMY FIRST STORYを楽しんでいただけたらなと思っています。
「マトリックス」は三部作で完結はしている中で、結構期間が空いて今回の新作が登場します。CGの技術や作品としての完成度がどんどん高くなっていると思うのですごく楽しみです。
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