「ONE PIECE FILM RED」22年8月公開! 監督は「コードギアス」の谷口悟朗、物語のカギは歌声&赤髪
2021年11月21日 10:00
人気アニメ「ONE PIECE」長編劇場版シリーズ15作目「ONE PIECE FILM RED」が、2022年8月6日に公開されることが決定。あわせて、超特報(https://www.youtube.com/watch?v=7sQ59A9EdZ4)、ティザービジュアルが披露された。
週刊少年ジャンプでの連載開始から24年を超えた超人気コミック「ONE PIECE」。今年9月3日には大台となる100巻が発売され、累計発行部数は、全世界で4億9000万部(21年11月時点)を突破している。また、99年から放送が開始されたアニメ版も、本日11月21日、ついに1000話に到達。100巻発売時には、原作者・尾田栄一郎氏から「物語は終盤です。」というコメントもあり、コミックス・アニメともにシリーズ史上最大の盛り上がりを見せている。
「ONE PIECE FILM RED」は、「ONE PIECE FILM STRONG WORLD」「ONE PIECE FILM Z」「ONE PIECE FILM GOLD」に続く“FILMシリーズ”4作目ともなっており、尾田氏が総合プロデューサーを務める。
監督は、人気アニメ「コードギアス」シリーズや「スクライド」「プラネテス」「revisions リヴィジョンズ」など、国内外から高い評価を得ている谷口悟朗。「ジャンプ・スーパー・アニメツアー‘98」内で放送された「ONE PIECE」初のアニメ作品「ONE PIECE 倒せ!海賊ギャンザック」で監督デビューした谷口が、23年ぶりに『ONE PIECE』へ戻り、シリーズへ新たな風を吹き込むことになった。また、脚本は「キングダム」「TOKYO MER 走る緊急救命室、そして「ONE PIECE FILM GOLD」にも参加した黒岩勉が担当する。
ティザービジュアルは、“真っ赤”な背景に、尾田氏がデザインをした映画オリジナルキャラクターが描かれている。ヘッドセットマイクをつけ、空に向かって歌う同キャラクターの詳細は一切明かされておらず、「歌声、赤髪。」というコピーが入っている。超特報映像では、古い楽譜から五線譜・音符があふれだし、物語のカギを握る映画オリジナルキャラクターが映し出される。ラストにはルフィが冒険に出るきっかけとなった“赤髪のシャンクス”も登場。“新たな伝説の始まり”を予感させる仕上がりだ。
「ONE PIECE FILM RED」は、22年8月6日から全国公開。谷口監督、脚本・黒岩のコメントは以下の通り。
かつての船友から、また遊ぼう!と肉を食べながら声をかけられたら誰だって行くでしょう?今回、私が本当に久々に関わらせていただくことになった理由はそういうことです。できれば私にとって『ONE PIECE』とはどういうものだったのかを見つめ直し、その答えを自分なりに少しでも出したいなと思っています。今までのものとは少し違うところもあるかも知れませんが、その分、今まで見たことがない『ONE PIECE』を表現したい。むろん、これまでのTVシリーズや映画を無視するつもりはありません。これだけの歴史を紡いできたアニメの『ONE PIECE』。そこを基礎として、脚本の黒岩さんをはじめとするスタッフたちの力を借りて、新しい可能性を見出していきたいと思っています。
総合プロデューサー・尾田栄一郎! 監督・谷口悟朗! あとは脚本さえちゃんとしていれば絶対に面白くなる座組! 結果、出来上がったものを読んだ尾田さんから「脚本、素晴らしいです!」という言葉をいただけたので、なんとか役目は果たせたと思います。2年間かけて、尾田さんや谷口監督と話し合い、少しずつゴールに近づいていく過程は、本当に一つの船に乗って冒険しているようで夢のような日々でした。みんなの力を結集して紡ぎ出した物語です。きっと多くの人の心に刺さる素晴らしい映画になるはず。楽しみにお待ちください!
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。
内容のあまりの過激さに世界各国で上映の際に多くのシーンがカット、ないしは上映そのものが禁止されるなど物議をかもしたセルビア製ゴアスリラー。元ポルノ男優のミロシュは、怪しげな大作ポルノ映画への出演を依頼され、高額なギャラにひかれて話を引き受ける。ある豪邸につれていかれ、そこに現れたビクミルと名乗る謎の男から「大金持ちのクライアントの嗜好を満たす芸術的なポルノ映画が撮りたい」と諭されたミロシュは、具体的な内容の説明も聞かぬうちに契約書にサインしてしまうが……。日本では2012年にノーカット版で劇場公開。2022年には4Kデジタルリマスター化&無修正の「4Kリマスター完全版」で公開。※本作品はHD画質での配信となります。予め、ご了承くださいませ。