川口春奈「聖地X」舞台挨拶で本音トーク、クライマックスは「集中しきれていなかった」!?
2021年11月20日 14:09

韓国でオールロケが行われた映画「聖地X」の公開記念舞台挨拶が11月20日、東京・グランドシネマサンシャイン池袋で行われ、岡田将生、川口春奈、薬丸翔、入江悠監督が登壇した。
劇団イキウメの同名舞台の設定を韓国に置き換えて映画化。日本食居酒屋を中心にしたホラー仕立てのミステリーだが、入江監督は「僕自身、何の映画かなと思いながら撮っていた」と冗談めかす。

主演の岡田も「脚本を読んでどんな映画になるのかと思っていた」と同意。一方、その妹役の川口は「ホラー、ミステリー、コメディ、いろいろな要素がてんこ盛りでワクワクしながら撮っていた。いい意味で裏切られる作品」と笑顔で語った。
入江監督は2度目のタッグとなる川口が撮影中、「薬丸さんに腕をつかまれたシーンでは、本当にムッとしていた」と暴露。これに対し川口が「薬丸さんにやられたら、そりゃあムカつきますよ。岡田さんならいいですけれど」と抜群のトーク力で切り返し、会場の笑いを誘った。

さらに、川口はヨガのようなダンスを披露しているが、「あれ、謎ですよね。なくても物語上成立するし、しかもけっこう長かった。母親からも『あれ、何なの?』と聞かれました」と疑問を提示。入江監督が「何の意図もなく、今の年の川口さんのダンスを残しておきたかった」と白状すると、「えー、そうなんですか」とあ然とした表情になった。
クライマックスでは激しいアクションシーンがあり、岡田は「韓国のアクションチームの熱量がすごくて、高みを目指してくれた。見ていてもユーモアがあって楽しいですよね」と満足げ。対じした薬丸も「アクションが初めてだったので、全部岡田さんにリードしてもらった」と感謝した。

だが、川口は「あれは、大人たちがガヤガヤしていてカオスでしたよね。私は集中しきれていなかったかも。でも、撮り切れて良かった」と素直な感想。これには、入江監督が「一番大事なところだったのに」と苦笑するしかなかった。
公開を記念し、映画の重要なアイテムとなる井戸を模したたるを使っての鏡抜きも行った。入江監督は、「変な映画で受け止め方が分からない方もいると思うが、意外とキャラクターの感情の流れがうごめいています」と改めて観賞法を指南していた。

(C)2021「聖地X」製作委員会
フォトギャラリー
関連ニュース



畑芽育×大橋和也「君がトクベツ」キャスト・キャラクター・あらすじまとめ 2025年公開の映画&新たな恋愛模様を描いたドラマが同日配信!
2025年9月16日 12:00



【第82回ベネチア国際映画祭】日本勢も大きな存在感 細田守「果てしなきスカーレット」に大喝采、藤元明緒にNETPAC賞特別表彰賞、仏名門校で学んだ畑明広
2025年9月6日 13:00
映画.com注目特集をチェック

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で最も観たい映画を実際に観たら…】期待ぶち抜けの異常な面白さでとんでもなかった
提供:ワーナー・ブラザース映画

大量殺戮の容疑者は、妻と4人の部下
【ネタバレを食らう前に、自力で“答え”にたどり着きたい】全感覚を研ぎ澄ませろ――超一級サスペンス
提供:パルコ

レッド・ツェッペリン ビカミング
【映画.com編集長が推したい一本】むしろ“最前列”で観るべき奇跡体験! この伝説を人生に刻め!
提供:ポニーキャニオン

“地球で最も危険な仕事”を知ってる?
【驚がくの実話】ヤバい、ヤバすぎる、スリルすごすぎた…生存確率0%からの生還に挑む超高評価作
提供:キノフィルムズ

すっげぇ楽しい超刺激作
【めちゃ笑った】激チャラ大学生が襲いかかってきて、なぜか勝手に死んでいきます(涙)
提供:ライツキューブ

映画を変えた“伝説の映画”
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった
提供:ディズニー

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント