「ミラベルと魔法だらけの家」メイン楽曲「奇跡を夢みて」特別映像 斎藤瑠希が難曲を歌い上げる
2021年11月16日 06:00

ディズニー・アニメーション・スタジオの新作「ミラベルと魔法だらけの家」から、ヒロイン・ミラベル役の斎藤瑠希が歌うメイン楽曲「奇跡を夢みて」の特別映像(https://youtu.be/u-9B_l9E8yk)が披露された。
主人公ミラベルは、魔法の力を与えられた不思議な家に暮らすマドリガル家に生まれた少女。彼女の家族は5歳の誕生日を迎えると1人1人が特別な個性を持つ”魔法のギフト(才能)”を家から与えられるが、ミラベルは1人だけ”魔法のギフト“を与えられなかった。魔法を持たずとも、家族と仲良く暮らしていたミラベルは、ある日家に大きな亀裂があることに気づく。このままでは世界から魔法の力が失われていくと知った彼女は家族を救うため、唯一の希望として立ち上がる。
劇中歌「奇跡を夢みて」は、「アナと雪の女王」でエルサが歌う「レット・イット・ゴーありのままで」や「モアナと伝説の海」のモアナが歌う「どこまでも How Far I'll Go」に続く、本作のメイン楽曲。“魔法のギフトがなくても私も家族の一員よ”と、特別な才能にあふれる家族たちの中で、明るく前向きに過ごすミラベルが、心の奥底で抱える“私だって魔法が欲しい”という本当の気持ちを歌い上げる。

トニー賞、グラミー賞など数々の賞を受賞し、本作のすべての楽曲を手掛けるリン=マニュエル・ミランダは、この楽曲について、「『リトル・マーメード』の『パート・オブ・ユア・ワールド』や『アナと雪の女王2』の『イントゥ・ジ・アンノウン』のように、主人公自身が本当に求めることについて歌った楽曲なんだ」と明かし、「そういった歌は僕にとっていつも一番時間がかかるんだ。この歌は、(全8曲の中で)最後に書いた歌だよ。ミラベルは自分だけにギフトがないことを全く気にしていない。彼女はマドリガル家の一員であることを誇りに思っているんだ。でも、この歌を通して、いかにそのことに苦しんでいるかをすべて吐き出すんだ。家族の中で一人違う存在でいることがいかに苦痛であるか、他のみんなと同じように見られることをいかに彼女が切望しているかをね。そのことを伝えるための言葉を見つけるのに時間がかかったんだよ」と語っている。
「ミラベルと魔法だらけの家」は、11月26日に全国公開。

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