ディズニー新作に小さな隠れミッキー 「ミラベルと魔法だらけの家」ワールドプレミア開催
2021年11月6日 12:00

ディズニー・アニメーション・スタジオの新作「ミラベルと魔法だらけの家」のワールドプレミアが現地時間11月3日、米・ロサンゼルスのエル・キャピタン・シアターで開催された。「ズートピア」の共同監督・脚本で知られ、本作の監督を務めたジャレド・ブッシュ、共同監督・脚本を務めたシャリース・カストロ・スミスのほか、音楽を手掛けたリン=マニュエル・ミランダらが登壇した。
本作は、「モアナと伝説の海」(2016)以来となる新作オリジナルミュージカルで、ディズニー長編アニメーションの60作目となる記念すべき作品。魔法にあふれる世界に住みながらも、魔法が使えないヒロイン・ミラベルの活躍を描く。

プロデューサーのクラーク・スペンサーは、新ヒロインのミラベルについて「聡明だけど、とても不安なところがある。欠点がない人なんていないでしょう。うまくできないことって誰にでもある。欠点があるからこそ、みんなが感情移入できる存在なんだ」と魅力を語る。クラークとともに登場したもう一人のプロデューサー、イベット・メリノは「アニメーターたちが、映画のあちらこちらに小さなミッキーを隠しているから、ぜひ見つけてほしい」と呼びかけた。
(C)2021 Disney. All Rights Reserved.ブロードウェイミュージカル「イン・ザ・ハイツ」や「ハミルトン」で数々の賞を受賞し、アカデミー賞歌曲賞を受賞した「モアナと伝説の海」の「どこまでも How Far I'll Go」を制作したことで知られるミランダは、「この作品で楽しかったこと、大変だったことは、数代にもわたる家族の姿をすべて入れようと頑張ったことかな。これまでに12人も主要な登場人物がいるディズニー映画はないんだ」と苦労をにじませた。

あわせて、ミラベルをはじめミラベルたちマドリガル家をとらえたキャラクターポスターがお披露目された。マドリガル家には魔法にかけられた空間につながるドアがあり、子どもたちは5歳になるとどのような“魔法のギフト”が与えられるのか、このドアが教えてくれる。日々を楽しく彩る魔法のギフトはマドリガル家に欠かせないものだったが、一つだけ閉ざされた不穏なドアも描かれている。
「ミラベルと魔法だらけの家」は、「ズートピア」のバイロン・ハワードとジャレッド・ブッシュが監督を務めた。11月26日に全国公開。
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