青春映画「ブレックファスト・クラブ」に続編の構想 出演者が明かす
2021年11月1日 13:00

青春映画の傑作「ブレックファスト・クラブ」(1985/ジョン・ヒューズ監督)に続編計画があったことが、出演者の証言によって明らかになった。
「ブレックファスト・クラブ」は、土曜日に登校させられた境遇も性格もバラバラな5人の高校生のあいだに芽生える絆を描いた青春映画。1980年代に多くの青春コメディを生みだしたヒューズ監督が自ら脚本を執筆し、エミリオ・エステベス、モリー・リングウォルド、アリー・シーディ、ジャド・ネルソン、アンソニー・マイケル・ホールらが出演している。
ホールはこのほど、英インディペンデントの取材に応じ「当時、彼(ヒューズ監督)は、『ブレックファスト・クラブ』の続編を作る可能性を口にしていた」「彼のアイデアは、20代、30代になった主人公たちを描くというものだった」と告白。
しかし、ホールはその後の「プリティ・イン・ピンク 恋人たちの街角」と「フェリスはある朝突然に」への出演を立て続けに断ったことで、ヒューズ監督と疎遠になってしまったという。ヒューズ監督は、2009年に59歳で他界した。
ホールは、「もっと一緒の時間を過ごしておくべきだった。僕がどれだけ彼を愛しているか、どれだけ大切な存在であるかを伝えたかった。彼は僕にデビューのきっかけとたくさんのものを与えてくれたのだから」と後悔の念を語っている。
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