ディズニー新ヒロインに19歳の新人女優・斎藤瑠希を抜てき 最新作「ミラベルと魔法だらけの家」
2021年10月26日 06:00
ディズニー・アニメーション・スタジオの新作「ミラベルと魔法だらけの家」の日本語吹き替え版声優が発表され、主人公ミラベル役を19歳の新人女優・斎藤瑠希(さいとうるき)が務めることがわかった。圧倒的な歌唱力を持ち、大役に抜てきされた斎藤は「夢なんじゃないかっていうくらい驚きました。楽譜と台本をいただいて、やっと実感が湧き、幸せを噛み締めました」と喜びを語っている。
本作は、「モアナと伝説の海」(2016)以来となる新作オリジナルミュージカルで、ディズニー長編アニメーションの60作目となる記念すべき作品。魔法にあふれる世界に住みながらも、魔法が使えないヒロイン・ミラベルの活躍を描く。
主人公ミラベルは、魔法の力を与えられた不思議な家に暮らすマドリガル家に生まれた少女。彼女の家族は5歳の誕生日を迎えると一人一人が特別な個性を持つ“魔法のギフト(才能)”を家から与えられるが、ただ一人だけ“魔法のギフト”を与えられなかった。魔法を持たずとも家族と仲良く暮らしていたミラベルは、ある日家に大きな亀裂があることに気づく。このままでは世界から魔法の力が失われていくと知ったミラベルは、家族を救うため、唯一の希望として立ち上がる。
US本社のオーディションを経てミラベル役を射止めた斎藤は、ミラベルと同じく3姉妹の三女だといい、「自分自身も姉と自分を比べて落ち込んでしまったりしたことがあるので、魔法が使える姉と何も持たない自分を比べてコンプレックスを感じるミラベルにとても共感しました」と、重なる部分があったそう。また、「幼い頃に『メリー・ポピンズ』を見て音楽が好きになりました。初めて洋楽を歌うきっかけになったのも『ハイスクール・ミュージカル』だったので、ディズニー作品はいつも私にきっかけをくれる特別な存在です」と思い入れを明かした。
あわせて、斎藤が歌う劇中冒頭の楽曲「ふしぎなマドリガル家」(https://youtu.be/9N_dfhEKqkw)の映像が披露された。ブロードウェイミュージカル「イン・ザ・ハイツ」や脚本・作詞・作曲・主演を務めたミュージカル「ハミルトン」でトニー賞、グラミー賞など数々の賞を受賞したリン=マニュエル・ミランダが楽曲を手掛け、ラテン系のアップテンポなリズムに乗せられ、セリフのような歌や独特のリズム感が特徴だ。
ディズニー作品の日本版で多くの音楽を手掛けてきた音楽演出の市之瀬洋一氏は、難曲を歌いあげた斎藤の歌声について、「この難しいリズムの中に色々な表情を織り込んで歌ってくれました。こちらの要求に対する反応はとにかく素晴らしかったです。収録は毎回ワクワク・ドキドキ、限界を超える集中力の連続でした。こちらが脂汗をかくくらい彼女は的確に迅速に答えてくれました。ですから、聴けば聴くほど彼女の歌のすごさがお分かり頂けると思います。US本社からも『鳥肌がたった』と絶賛されました」と太鼓判を押している。
「ミラベルと魔法だらけの家」は、「ズートピア」のバイロン・ハワードとジャレッド・ブッシュが監督を務めた。11月26日に全国公開。
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