第94回米アカデミー国際長編映画賞日本代表に濱口竜介監督「ドライブ・マイ・カー」
2021年10月11日 18:00

濱口竜介監督が村上春樹の短編を映画化し、第74回カンヌ国際映画祭脚本賞を受賞した「ドライブ・マイ・カー」(公開中)が、第94回米アカデミー国際長編映画賞部門の日本代表作品に決定した。
映画は、濱口監督が、村上氏の短編小説集「女のいない男たち」(文春文庫刊)に所収された作品にほれ込み自ら映像化を熱望した作品。舞台俳優で演出家の家福悠介は、脚本家の妻・音と幸せに暮らしていた。しかし、妻はある秘密を残したまま他界してしまう。2年後、喪失感を抱えながら生きていた彼は、演劇祭で演出を担当することになり、愛車のサーブで広島へ向かう。そこで出会った寡黙な専属ドライバーのみさきと過ごすなかで、家福はそれまで目を背けていたあることに気づかされていく。
主人公の家福役を西島秀俊、ヒロインのみさき役を三浦透子、物語の鍵を握る俳優の高槻役を岡田将生、家福の亡き妻の音役を霧島れいかがそれぞれ演じた。
第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、日本映画では初となる脚本賞を受賞。ほか、国際映画批評家連盟賞、AFCAE賞、エキュメニカル審査員賞の3つの独立賞も受賞した。現在、47の国と地域で配給が決定している。
なお、今後「ドライブ・マイ・カー」を含めた各国の代表作品のなかからノミネート5作品が選定され、2月8日(現地時間)に発表される。
第94回アカデミー賞授賞式は、2022年3月27日に開催予定。
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