キーラ・ナイトレイ、連続殺人鬼「ボストン絞殺魔」題材の映画に主演
2021年10月8日 22:00

実在の連続殺人鬼「ボストン絞殺魔」を題材にした米20世紀スタジオの新作「Boston Strangler(原題)」に、キーラ・ナイトレイが主演することが決定した。
1960年代初期に米ボストンを震撼させた連続殺人鬼「ボストン絞殺魔」の事件は、10代から80代までの13人の女性が被害に遭い、いずれの死体も全裸で手足が大きく広げられ、首には紐やストッキングが蝶結びにされた状態で発見された。警察の捜査で、性犯罪常習者のアルバート・デサルボが別の強かん事件で逮捕され有罪判決を受け、絞殺事件も自白した。デサルボはのちに刑務所内で殺害されている。
米Deadlineによれば、新作はそれぞれの殺人の関連性に気づき、連続殺人事件として初めて報じた実在の記者ロレッタ・マクラフリンに焦点を当てるという。新聞業界内の性差別と闘いながら、マクラフリンは同僚の記者ジーン・コールと命懸けで事件を調査し、世の女性たちに注意を促すとともに警察の堕落ぶりを明らかにした。
ボストン出身のラスキン監督は、マクラフリンやコールの家族に話を聞き、当時の彼女たちの取材資料を参考に脚本を書き上げたという。新作「Boston Strangler(原題)」はナイトレイがマクラフリン役を演じ、撮影はボストンで12月にスタートする。
「無実の投獄」のマット・ラスキンが監督、脚本を手がけ、リドリー・スコットの製作会社スコット・フリーと、マーゴット・ロビーの製作会社ラッキーチャップ・エンターテインメントがプロデュースする。
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