内野聖陽、西島秀俊とのラブラブ自撮りシーンに大はしゃぎ!? 「素敵な西島さんをたくさん撮りました」
2021年10月6日 19:37

西島秀俊と内野聖陽が主演した大ヒットドラマを映画化する「劇場版 きのう何食べた?」の完成報告会が10月6日、東京・内幸町のイイノホールで開催された。西島と内野をはじめ、山本耕史、磯村勇斗、松村北斗(「SixTONES」)、中江和仁監督が参加した。

ドラマと映画の原作は、累計発行部数815万部(電子版含む)を突破したよしながふみ氏の人気漫画「きのう何食べた?」。2LDKのアパートで同居する、料理上手で几帳面な倹約家の弁護士・筧史朗(通称シロさん/西島)と、その恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二(通称ケンジ/内野)の毎日の食卓を通して、ほろ苦くもあたたかい日々が描かれる。ドラマ版は2019年4月クールにテレビ東京系列で放送され、話題を呼んだ。映画版では原作8巻の人気エピソード「京都旅行編」を中心に、物語が紡がれる。

紅葉が舞う秋らしい舞台に登壇した西島は、京都での撮影について、「連続ドラマのオープニングにもありましたが、(映画版でも)内野さんが自撮りで、ふたりを撮るシーンがあったんです。あの時間で、幸せな感じが戻ってきた気がしたので、印象深いですね」と振り返る。

MCの「おふたりの素が出ていました」というコメントに、中江監督は、「(画面に映りこまないように)スタッフが誰も行けないので、有名人ふたりを京都の街中にほっぽり出して、柱の影に隠れるんですよ。『内野さんの自撮り、もう終わったかな?』と確認しながら。それで、内野さんの撮影したものを見て、『カメラワークがダメだね、もう1回』みたいな(笑)。何回か、指も入っていたし」とまさかのダメ出し。内野は「ダメだったんですか!?」と大笑いしながら、「僕が西島さんとのラブラブな姿、お団子を食べたりしているところをきゃっきゃしながら撮りました」「ケンジの扮装になると、西島さんがシロさんに見えちゃうので。『大好きな人と京都に来た、るん』って感じで、自由にやらせて頂きました。素敵な西島さんをたくさん撮りました」と満足気な様子だった。


劇中には、シロさん&ケンジのほかに、ふたりの友人である小日向大策(山本)とその恋人・井上航(通称ジルベール/磯村)のカップルも登場。改めて、おなじみのキャストが再集結したことに、西島は「こうして並んでみると、かなりいかついので、不思議な感じ。さっきも4人で手をつないで写真を撮りました(笑)。個々に会うと、大人のいかつい俳優たちだけど、役に入ると、心のひだの繊細なところまで演じるメンバーだなと思いました」と喜びを語る。磯村は「僕は『このチームは家族だな』と勝手に思っているんです。劇場版で戻ってきた時に、『ここが戻ってくる場所だったのかな』と思えるくらい、お三方の包容力があって、現場が楽しいと思える作品でした」とチームの強い絆を伝えた。

劇場版から新たに、そのチームに参加した松村は、撮影現場でかなり緊張していたそう。松村は「お芝居でも、現場の空気でも、内野さんがチームに引き入れてくれました。すごくお世話になりました」と感謝。内野は「彼は真面目な性格ゆえに、緊張していたんですよ。すごく練習に練習を重ねてきてくれたんだけど、逆に固くなってしまっていたので、そこをもみもみほぐしてあげた」といい、「心のマッサージ、演技のマッサージをしました」と笑い交じりに明かした。

本作の大きな見どころは、シロさん&ケンジの食卓に並ぶおいしいそうな料理の数々。山本は「フードコーディネーターの方が教えてくれるレシピが簡単だったんです。劇中でも丁寧にレシピを言ってくれますし。僕はけっこういろんなものを作りましたが、いちばん作ったのはローストビーフですね」と劇中の料理を手作りしたエピソードを披露。磯村が「僕はスイーツが好きなんです。西島さんと内野さんが召し上がっていたアップルシナモンのトーストがおいしそうでしたね」と話すと、「あれ本当においしいよ。あれは素のリアクション(笑)。罪な味ですね」(西島)、「トーストの上にキャラメルの焼きリンゴをのせて、ケンジの発案でアイスものせて、シナモンをちらして。もう、カフェの味ですよね」(内野)とごはんトークに花を咲かせていた。
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