イーストウッド最新作「クライ・マッチョ」、第34回東京国際映画祭のオープニング作品に決定
2021年9月21日 04:00
クリント・イーストウッドが監督・主演・製作を兼ねた「クライ・マッチョ」が、10月30日に開幕する第34回東京国際映画祭のオープニング作品に決定。クロージング作品は、「ラ・ラ・ランド」「グレイテスト・ショーマン」の製作陣がブロードウェイの傑作ミュージカルを映画化する「ディア・エヴァン・ハンセン」となることも発表された。
「クライ・マッチョ」は、N・リチャード・ナッシュの「CRY MACHO」(1975年発刊)を映画化する、イーストウッドのデビュー50周年記念作品。一世を風靡したロデオ界の元スター・マイク(イーストウッド)は、落馬事故をきっかけに家族が離散し、いまは競走馬の種付けで細々と暮らしていた。ある日、マイクは元雇用人から、メキシコにいる彼の息子・ラフォ(エドゥアルド・ミネット)の誘拐を依頼される。メキシコからテキサスへ――その危険で壮大な道のりのなかで、ふたりは人生に必要な「本当の強さ」を見出していく。
「ディア・エヴァン・ハンセン」は、スティーヴン・チョボスキー監督(「ウォールフラワー」)が、トニー賞、グラミー賞、エミー賞で受賞を重ねたミュージカルを映画化するものミュージカル版と同じく主演を務めるベン・プラットをはじめ、ケイトリン・デバー、ジュリアン・ムーア、エイミー・アダムスが共演。第46回トロント国際映画祭のオープニング作品として上映された。
孤独な青年エヴァン・ハンセン(プラット)はある日、自分宛に書いた「Dear Evan Hansen(親愛なるエヴァン・ハンセンへ)」から始まる手紙を、図らずも同級生のコナーに持ち去られてしまう。後日、校長から呼び出されたエヴァンは、コナーが自ら命を絶ったことを知る。悲しみに暮れるコナーの両親は手紙を見つけ、息子とエヴァンが親友だったと思いこみ、彼らをこれ以上苦しめたくないエヴァンは、思わず話を合わせてしまう。そして促されるままに語った“ありもしないコナーとの思い出”は人々の心を打ち、SNSを通じて世界中に広がり、彼の人生は大きく動き出す。
第34回東京国際映画祭は10月30日~11月8日に、日比谷、有楽町、銀座地区で開催される。
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