麻薬中毒、フリーセックス…映画表現のモラルを超え、破滅へ誘う女性を演じた女優の代表作「モア」「渚の果てにこの愛を」予告
2021年9月16日 18:00

1960年代後半、当時の映画表現のモラルを超えた2本のヨーロッパ映画に連続主演し、センセーションを巻き起こしたアメリカ人女優、ミムジー・ファーマーの代表作「モア」(69)と「渚の果てにこの愛を」(70)の日本公開50周年を記念し、11月5日からの劇場公開が決定、このほど日本オリジナル予告編がお披露目された。
カウンター・カルチャーが世界を席巻した60年代後半に麻薬中毒、フリーセックス、近親相姦といったインモラルなテーマの作品で、まばゆい笑顔と伸びやかで美しい肢体で見る者を魅了、そして愛する男と自らをも否応なく破滅へと誘ってしまう女性像を演じたミムジー・ファーマー。青春映画の傑作「モア」では、過激なラブシーン、ドラッグ摂取でのバッドトリップによる幻覚症状が、ピンク・フロイド作曲・演奏のサウンドトラックをバックに描かれ、異形のミステリー「渚の果てにこの愛を」では、兄と妹の禁断の愛の物語が「キル・ビル Vol.2」(2004)で流用されたフランスのシンガーソングライター、クリストフによる楽曲と共に紡がれる。
忘れ去られた伝説の女優の危険な魅力と美しさを、観る者の心に刻み付ける野心的な上映企画だ。11月5日から新宿シネマカリテほか、全国順次公開。
(C)1969 FILMS DU LOSANGE
フォトギャラリー
関連ニュース
「映画 えんとつ町のプペル 約束の時計台」異世界ネコ役のMEGUMIほか、小芝風花、吉原光夫、土屋アンナらが出演 本予告も披露
2025年12月20日 08:00
映画.com注目特集をチェック
“愛と性”を語ることは“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
アバター ファイヤー・アンド・アッシュ
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「こんなに面白かったのか!!」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
「ズートピア2」「アバターF&A」「楓」など超注目作を“500円”で観る!
【知らないとめっっっっっっっちゃ損!】絶対に読んでから観に行って!!!!!
提供:KDDI
楓
【今年最大級に切なく、涙が流れた】双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした
提供:アスミック・エース
「ズートピア2」観た人の感想は?
「大好き」「前作こえた面白さ」「ご褒美みたいな映画」「最高の続編」「メロすぎ」「全員みて」
提供:ディズニー
SNSで大炎上中…
【非難殺到】「絶対に許すな」「町ごと滅べ」些細なケンカが…まさかの大事件へ
提供:ハピネットファントム・スタジオ