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ホイットニー・ヒューストン伝記映画に「ハリエット」ケイシー・レモンズ監督

2021年9月14日 21:00

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ケイシー・レモンズ
ケイシー・レモンズ
Photo by Kevin Winter/Getty Images

2012年に死去した歌手で女優のホイットニー・ヒューストンさんの伝記映画「I Wanna Dance With Somebody(原題)」を、ケイシー・レモンズが監督することが明らかになった。

米Deadlineによれば、本作は当初、「エブリシング」「The Photograph(原題)」のステラ・メギーが監督に決定していたが、クリエイティブ上の意見の相違により監督を退き、レモンズが後任を務めることになった。メギーは製作総指揮として引き続き企画に関わるとのこと。レモンズは、アフリカ系アメリカ人女性として初めて新20ドル紙幣に採用された奴隷解放運動家ハリエット・タブマンの伝記映画「ハリエット」(2019)の監督として知られる。

レモンズは、脚本家として駆け出しの頃にヒューストンさんの企画を2本立ち上げ、本人に対面したこともあるという。「I Wanna Dance With Somebody(原題)」は、争奪戦の末に米ソニー・ピクチャーズ傘下のトライスター・ピクチャーズが獲得。オーディションで選ばれたナオミ・アッキーが、ヒューストンさん役で主演する。「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」のジャナ役で知られるアッキーは、今年配信されたNetflixドラマ「マスター・オブ・ゼロ」シーズン3でパートナーと別れひとりで不妊治療を続ける同性愛者役を演じて高く評価された。

脚本は、「ボヘミアン・ラプソディ」や「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」などの伝記映画で知られるアンソニー・マッカーテンが執筆し、劇中音楽にはヒューストンさんの代表曲の数々が使用される。遺産管理団体ザ・ホイットニー・ヒューストン・エステートと音楽出版社プライマリー・ウェーブ、19歳だったヒューストンさんの才能を見抜きデビューからキャリアを支えたグラミー賞プロデューサーのクライブ・デイビス、そしてマッカーテンがプロデュースする。「I Wanna Dance With Somebody(原題)」は2022年の感謝祭(11月の第4木曜日)に全米公開の予定。

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