福原遥が声優を務める「フラ・フラダンス」　「フィロソフィーのダンス」の主題歌が彩る予告＆ポスター完成

2021年9月9日 08:00

福原遥が声優を務め、フラダンスを仕事に選んだ新人フラガールを描くオリジナルアニメ映画「フラ・フラダンス」の予告編とポスターが披露された。主題歌は、4人組アイドルグループ「フィロソフィーのダンス」の新曲「サンフラワー」に決定。あわせて早見沙織、相沢梨紗、上坂すみれ、木村昴ら人気声優陣が参加していることも明らかになった。

本作の題材は、福島・いわき市に実在するスパリゾートハワイアンズのダンシングチーム、通称「フラガール」。かつて姉もフラガールだった夏凪日羽（なつなぎ・ひわ）と同期入社の仲間たちの、新人ダンサーとしての成長の日々を描き出す。水島精二（「劇場版　機動戦士ガンダム00 A wakening of the Trailblazer」）が総監督、綿田慎也（「ガンダムビルドダイバーズ」）が監督、吉田玲子（「劇場版　ヴァイオレット・エヴァーガーデン」）が脚本、やぐちひろこ（「劇場版アイカツ！」）がキャラクターデザインを担い、「銀魂」や「アイカツ！」のBN Picturesが制作を務めた。

声優には、福原に加え、美山加恋、富田望生、前田佳織里、陶山恵実里、山田裕貴、ディーン・フジオカらが結集。新たに「魔法科高校の劣等生」「鬼滅の刃」の早見が日羽の姉・真理の声を担当することが発表された。

「サンフラワー」にのせた力強い歌声が彩る予告編では、日羽（福原）、鎌倉環奈（美山）、滝川蘭子（富田）、オハナ・カアイフエ（前田）、白沢しおん（陶山）ら新人フラガールの奮闘が映し出されている。入社したものの、予期せぬ失敗やそれぞれの苦悩に直面し、「いままでで1番残念な新人たち」と称されてしまう日羽たち。しかし、先輩の鈴懸涼太（フジオカ）やマネージャーの平和人（山田）ら周囲の人々に支えられ、自分たちにしかできないフラダンスを模索していく。ポスターは、フラガール姿の日羽の周りに花びらが舞う、カラフルな仕上がりとなった。

「フラ・フラダンス」は、12月3日に全国公開される。なお10月1日から、各劇場でムビチケが販売される。「フィロソフィーのダンス」のメンバーのコメントは、以下の通り。

【奥津マリリ】
　フィロソフィーのダンスにとって初めての映画主題歌。ドキドキしながら試写会を拝見させていただいたのですが、個性溢れる新人フラガール達になんだか自分達が重なり、いつの間にか物凄く感情移入していました。そしていよいよ私達の曲「サンフラワー」が流れた時は本当に夢みたいで涙が止まりませんでした。自分で言うのも恐縮なのですが、とってもとってもピッタリだったのです!!　「フラ・フラダンス」という、沢山の方の思いや愛が込められた素敵な作品に携わる事ができて、本当に嬉しく思っております。ありがとうございます!!

【佐藤まりあ】
　バラバラの個性を持って集まった日羽たちがフラダンスを通して成長していく姿に勇気をもらうと同時に、同じくステージに立つ仕事をしている者として共感できるところがたくさんあり胸が熱くなりました。作品の中で彼女たちのまっすぐで前向きなパワーを受け取った後、わたしたちの歌で明るく清々しい気持ちになっていただけたら嬉しいです。

【日向ハル】
　考え方も育ってきた環境も容姿も、何もかもが違う女の子達が同じ夢に向かって努力する姿、そして目標を達成する度に強くなっていく絆。どうしても他人事とは思えず映画を見終わった頃にはマスクがヒタヒタになるくらい涙が溢れていました。日羽達新人フラガールのフレッシュなガールズパワー、10年という時間で先輩達が積み上げてくれた歴史、そしてみんなを笑顔にするアイドルの素晴らしさを感じ、明日からも頑張ろうと前向きな気持ちになる作品でした。微力ではありますが私達の歌で少しでもこの作品にお力添え出来たら嬉しいです。

【十束おとは】
　元々アニメが大好きな上、母と祖父母のルーツが東北ということもあり、この素敵な作品の主題歌を歌えることを心から嬉しく思います。仲間と切磋琢磨しながら日々を生きている日羽ちゃん達に、アイドルとして活動している自分の姿を重ねながら、心を込めて歌いました。「過去を忘れない。でも前を向いて進んでいく」。言葉にするのは簡単でも、難しいことだと思います。そんな時、この曲を聴いた皆さんの心を温かく包み背中をそっと押してあげられますように。