田中圭&中谷美紀が“日本初”の夫婦役「ハラハラしました」「どういう意味ですか?」
2021年9月8日 19:31

俳優の田中圭と中谷美紀が9月8日、都内で行われた映画「総理の夫」の完成披露試写会に出席した。日本初の女性総理と、その夫という役どころでダブル主演。史上初のファーストジェントルマンを演じる田中が、「中谷さんと夫婦役だと聞き、緊張しましたし、ハラハラしました」と振り返ると、中谷はすかさず「どういう意味ですか?」と反応。「悪い意味じゃなくて、怒られると思っていた」(田中)、「悪い意味じゃないですか!」(中谷)と息の合ったトークを披露した。
原作はベストセラー作家・原田マハ氏の小説「総理の夫 First Gentleman」。妻の相馬凛子(中谷)が日本初の女性総理になったことで、自身も史上初のファーストジェントルマンとして担ぎ上げられてしまった鳥類学者の夫・相馬日和(田中)が、政界という未知の世界で奮闘する。

田中は「最初は『総理の夫』という意味がピンと来なくて……。奥様が日本初の女性総理大臣で、あっ、(題名は)おれのことかって」と回想。「巻き込まれ型のキャラクターなので、具体的な役作りは何もしていませんが、どうしても不安になって、俳優・田中圭を出したくなっちゃう。なるべくニュートラルでいることを心がけた」と語った。

一方、日本初の女性総理大臣を演じる中谷は「すべての働く女性、働くことができない女性、あえて働くことを選ばなかった女性。誰もが願うことを、ひとりの女性として共感しながら演じた」といい、「穏やかで笑顔を絶やさない、世界中のリーダーを参考した」と役作りに言及。「日和くんは脇が甘いんですが(笑)、現場での田中圭さんは、優秀な助監督のよう。わたしが歩き出すタイミングを、耳元で教えてくださったことも」と感謝を伝え、「ぜひ相馬家に清き1票を」とアピールしていた。

完成披露試写会には田中と中谷をはじめ、共演する貫地谷しほり、工藤阿須加、松井愛莉、嶋田久作、片岡愛之助、 岸部一徳、河合勇人監督が出席。公開中の「かぐや様は告らせたい 天才たちの恋愛頭脳戦 ファイナル」がヒットを記録している河合監督は「脚本は田中さんと中谷さん、ふたりをイメージし当て書きしたので、(脚本づくり)は楽でした」と明かし、「撮影中もコロナ禍でしたが、こうして今日、皆さんにお披露目できることが、うれしいです」としみじみ挨拶していた。
「総理の夫」は、9月23日から全国公開。miwaが映画のために書き下ろした「アイヲトウ」が主題歌に起用されている。
(C)2021「総理の夫」製作委員会
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