カンバーバッチ、ジョディ・フォスターに「一ファンとしての気持ちもあった」 共演シーンの場面写真公開
2021年9月4日 13:00

モハメドゥ・ウルド・スラヒの著書を原作に描く「モーリタニアン 黒塗りの記録」の場面写真が一挙お披露目された。2度のオスカーに輝くジョディ・フォスターと、「ドクター・ストレンジ」などで知られるベネディクト・カンバーバッチが、初めて対峙するシーンなどを切りとっている。
場面写真は、大海原を背景にしたおしゃれなカフェでの談笑しているかと思いきや、悪名高きグアンタナモ収容所近くにある米軍施設でのシーン。9.11同時多発テロのテロリスト勧誘担当者と疑われるモハメドゥ(タハール・ラヒム)の代理人となり、グアンタナモ収容所での不当拘束を訴えるナンシー弁護士(フォスター)。一方、スチュアート中佐(カンバーバッチ)は9.11テロで友を失い、モハメドゥへの“正義の鉄槌”を望むアメリカ政府から起訴を厳命されている。

法律家としての立場も信条も相反する二人が、美しいロケーションと柔らかな表情とは裏腹に、お互いの主張を言い合い、バチバチと火花を散らす緊張感あふれるシーンになっている。
フォスターとの初共演について、カンバーバッチは興奮冷めやらぬ様子で「彼女は信じられないほど素敵な人だ。愉快だし、一緒に仕事がしやすく、とにかく楽しい人なんだ。もちろん『今自分は、ジョディ・フォスターと共演してるんだ……』と一ファンとしての気持ちもあったよ。どうしたってそういう気持ちになってしまうよね。彼女の作品を見て育ってきたんだから。そんな人と共演することで、ものすごくいろいろなことを学べる。すごく頭が切れるし、常に、さりげなく演技を変えていた。嬉しくてたまらない勉強だった」と語っている。

そのほか、邦題のサブタイトルにもつながる“黒塗りの記録”をとらえた場面写真も披露された。これは、アメリカ政府に対する開示請求によってナンシー弁護士のもとに届けられたモハメドゥの取り調べに関する機密書類なのだが、すべてのページにおいて文章が黒く塗りつぶされている。アメリカ政府はそこまでして一体何を隠したかったのか、謎が深まる写真だ。
「モーリタニアン 黒塗りの記録」は、10月29日から東京・TOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国公開。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

宝島
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】すさまじい映画だった――全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

映画「F1(R) エフワン」
【「トップガン マーヴェリック」を観た人類におくる】あの“胸アツ”を更新する限界突破の超注目作
提供:ワーナー・ブラザース映画

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

試写会で絶賛続々
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

ネタバレ厳禁映画の“絶品”登場!
【超・超・超・超・異色展開】このカオス、このサプライズの波状攻撃…あまりにも好きすぎた
提供:バンダイナムコフィルムワークス

We Live in Time この時を生きて
【仕事にならないくらい泣いた…】人生の岐路で何度も観返したい、“一生大切にする”珠玉の1本
提供:キノフィルムズ

おばあちゃん版「ミッション インポッシブル」!?
【辛口批評サイト98%超高評価!】アクション映画好きに全力でオススメ!めちゃ良かった!!
提供:パルコ