チャド・スタエルスキ監督、トレベニアン「シブミ」を映画化
2021年8月22日 18:00

Photo by Yuichi Yamazaki/Getty Images
大ヒットアクション「ジョン・ウィック」シリーズのチャド・スタエルスキ監督が米ワーナー・ブラザースと組み、覆面作家トレベニアンの傑作小説「シブミ」の映画化を企画していることがわかった。米Deadlineによれば、スタエルスキ監督は自身の製作会社87イレブンを通じてプロデュースし、メガホンをとることも視野に入れているという。
1979年の小説「シブミ」は、巨大組織“マザー・カンパニー”に仲間を殺されたハンナが、日本人の将軍から“シブミ”の精神を学んだ世界屈指の暗殺者ニコライ・ヘルに助けを求める冒険アクション巨編。スタエルスキ監督の若い頃からの愛読書で、ワーナーから映画化を打診され企画を始動させたのだという。ちなみに、トレベニアンが2005年に他界した後、作家ドン・ウィンズロウが「シブミ」の前日譚として小説「サトリ」を出版し、こちらもワーナーが映画化権を獲得している。
スタエルスキ監督は、 米ライオンズゲートが製作するヘンリー・カビル主演のリブート版「ハイランダー 悪魔の戦士」や、米ソニー・ピクチャーズ製作の時代劇アクション「ゴースト・オブ・ツシマ(原題)」といった新作が控えている。現在はキアヌ・リーブス主演のシリーズ最新作「ジョン・ウィック4(原題)」の撮影に入っており、同作は2022年5月27日から全米公開。
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