Netflixを追うDisney+、米Huluを吸収か
2021年8月19日 14:00

米ウォルト・ディズニーが、定例株主総会で同社の動画配信サービスDisney+の全世界会員数が1億1600万人に到達したと発表した。業界予想の1億1500万人を上まわる好成績で、プレミアムアクセスと呼ばれる追加料金つきで配信された「クルエラ」や「ブラック・ウィドウ」「ジャングル・クルーズ」といった最新映画や、マーベル・スタジオの「ロキ」などのオリジナルコンテンツが牽引しているようだ。
アメリカでは、ファミリー向けのDisney+に加えて、大人向けの米Hulu、スポーツファン向けのEPSN+と3種の動画配信サービスがセットで販売されているが、Huluの会員数は1年で22%増の3900万人、ESPN+は昨年比75%増の1490万人といずれも好調だ。
業界トップのNetflixに追いつくため、Disney+がHuluやESPN+を吸収する可能性が取り沙汰されるなか、同社のボブ・チャペックCEOが定例株主総会でこの点に言及。「これから前進するにあたり、別のことを検討することで改善の余地があるのか?」と自問し、「おそらくあります。今後も私たちは学習を続けていきます。その結果、時間の経過とともに、市場に提供するものを調整していくことになるでしょう」とコメントした。
なお、Netflixの全世界会員数は現時点で2億0900万人だ。

「ジャングル・クルーズ」
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