宮崎駿監督のロングインタビュー公開! 宮崎吾朗監督作「アーヤと魔女」の評価は?
2021年8月17日 08:00
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スタジオジブリの3DCG長編アニメ「劇場版 アーヤと魔女」を企画した宮崎駿監督のロングインタビュー映像(https://youtu.be/gycgGXSG5Dg)が公開された。
宮崎駿が企画、宮崎吾朗が監督を務めた本作は、ジブリ初となる全編3DCG制作の長編アニメーション。宮崎駿監督作「ハウルの動く城」の原作小説「魔法使いハウルと火の悪魔」でも知られる英国作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズの児童小説をベースに、自分が魔女の娘とは知らずに育った孤児アーヤの姿を描いている。
児童書「アーヤと魔女」映画化の経緯について、宮崎駿監督は「ダイアナさんの作品は好きだから(原作を)開いてみたらとても面白かった。『ハウルの動く城』の時も、いざ取りかかってみたら大変な目にあいましたけど。今度のアーヤは、これは短かいし、非常に辛らつだし、でもそれに負けないものがある。これは面白いんじゃないかと思ったんです」と語る。
監督を吾朗に託した点に関しては「僕は劇場長編じゃないといけない宿命を背負わされているから、『アーヤと魔女』を俺がやることはできないだろうなと思って」と説明。「それで後は鈴木(敏夫)さんに任せたんです。吾朗にどうのとかそういうのは思ってこなかった。吾朗にはちょっと無理じゃないかと思ったくらいで。だけど思いのほか健闘して結構面白くなったと思います。CGの使い方も上手だったと思う。大したもんですよ。本当にいいスタッフが集まったなと思います」と思いの丈を述べた。
完成した作品については「試写は面白かった。皆の感想も『面白かった』って言って、席に戻ってきましたから。面白いんですよ。面白いと単純に言えるのは良いことなんですよ、本当に。どこが面白いのかという話じゃなくて、面白いんです。元の作品が持っているエネルギーをちゃんと伝えていると思うんだよね」と胸中を吐露。「本当に手放しに褒めたいぐらい、あれを作るのは大変だったと思います」「映画を作る覚悟をちゃんと踏みはずさないでやっていたから、本当に良かった」と答えている。
「劇場版 アーヤと魔女」は、8月27日から公開。
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