ベネチア国際映画祭に光明 アメリカや日本のワクチン接種証明書認可で
2021年8月6日 11:00

イタリア保健省が発表した新たな水際対策により、ベネチア国際映画祭に光明が指したと米ハリウッド・レポーターが報じている。
同省はこのほど、アメリカ、カナダ、日本、イスラエル、イギリスが発行したワクチン接種証明書を入国時に認めると発表。ヨーロッパで利用されているワクチン接種の証明書「グリーンパス」所持者と同様、これらの証明書を持つ渡航者には自主隔離が免除されることになる。
ベネチア国際映画祭は昨年、リモートを回避して実施したものの、外国からのゲストが皆無に等しく、規模が大幅に縮小されていた。
だが、今年はドゥニ・ビルヌーブ監督の「DUNE デューン 砂の惑星」をはじめ、クリステン・スチュワート主演のダイアナ妃の伝記映画「スペンサー(原題)」、リドリー・スコット監督の「ザ・ラスト・デュエル(原題)」、ジェーン・カンピオン監督の「ザ・パワー・オブ・ザ・ドッグ(原題)」などの注目作を揃えている。新型コロナウイルスのデルタ株蔓延により入国規制が厳しくなれば、参加者が大幅に減少する可能性もあったが、イタリア保健省の措置により主要各国からゲストを受け入れる体制が整った。
なお、ベネチア国際映画祭に参加するためにはワクチン接種か新型コロナウイルスから回復した証明書、あるいは、抗原検査による陰性証明が求められる。ベネチア国際映画祭は9月1日から11日まで実施。オープニング作品はペドロ・アルモドバル監督の「パラレル・マザーズ(原題)」で、審査委員長は「パラサイト 半地下の家族」のボン・ジュノ監督が務める。
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