「ワイスピ」最新作、ド迫力の兄弟肉弾戦を公開 愛車にも“ライバル関係”を反映
2021年7月31日 10:00
人気シリーズ最新作「ワイルド・スピード ジェットブレイク」の本編映像の一部が披露された。主人公のドミニク・トレット(ビン・ディーゼル)とその弟ジェイコブ(ジョン・シナ)の迫力の“兄弟喧嘩”が展開するシーンを収めている。
静かな生活を送っていたドミニクのもとへ急きょ舞い込んだ、世界を掌握できるデジタル装置の回収というミッション。そこにはドミニクの実の弟・ジェイコブが絡んでおり、新たな敵として、ドミニクとファミリーたちの前に立ちはだかる。
シリーズでこれまで語られることのなかったジェイコブの存在や、兄弟の確執を始めとするドミニクの過去が明らかになっていく本作。ド派手なカーアクションやバトルはもちろん、2人のキャラクターにフォーカスした“家族”というテーマも見どころとなっている。
披露された映像は、ドミニクが敵対関係となったジェイコブを追いかるシーンから始まる。ワイヤーを駆使しながら空中移動で姿をくらまそうとするジェイコブだったが、どこからともなくやってきたドミニクが空中ヘッドアタックし、2人はそのまま窓ガラスを突き破り建物に突入。その後、迫力の殴り合いが始まり、ドミニク役として数々のアクションをこなしてきたディーゼルと、プロレスラーならではの気迫とオーラをまとったジェイコブ役のシナによる圧巻のシーンとなっている。
シナは、本シーンについて「ビンの演じるドミニク・トレットと僕の演じるジェイコブ・トレットの身体を張ったぶつかり合いは、レッスルマニアのメインイベントだ。誰もが望む出来事だと思う。もちろんシリーズの中で最も有名な登場人物との闘いで、同じ名字を持つ兄弟が優位性を争う闘いなので、皆楽しみにしているだろうね」と自信たっぷりに話している。
また、ドミニクの愛車といえばダッジ・チャージャーであり、本作でも新たなモデルが披露されるが、弟ジェイコブの愛車は、現実世界でもダッジ・チャージャーのライバル的存在として名高いフォード・マスタングとなっている。その裏設定を決めたのは本作でシリーズ5作目の監督を務めたジャスティン・リン監督で、ジェイコブがストリートレーサーとして活躍していたシーンを撮影するにあたり、愛車はフォード・マスタング一択と決めていたそう。愛車も兄弟の緊張関係の映し鏡となるこだわりの設定となっている。
「ワイルド・スピード ジェットブレイク」は、8月6日に全国公開。