「劇場版 呪術廻戦 0」乙骨憂太役は緒方恵美 原作者が太鼓判「ピッタリ」
2021年7月31日 09:00
人気アニメ「呪術廻戦」を映画化した「劇場版 呪術廻戦 0」の主人公・乙骨憂太役を緒方恵美が担当することがわかった。あわせて、キャラボイス初公開となる特報(https://youtu.be/BllZmZQ3slE)が披露された。
本作は、「呪術廻戦」の前日譚であり、本編の連載前に原作者の芥見下々氏が短期集中連載として描き下ろした「呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校」を映画化。幼少の頃、結婚の約束を交わした幼なじみ・里香を交通事故により目の前で失い、彼女に憑りつかれてしまった乙骨。呪いとなった里香は、その巨大な力で乙骨の周囲の人間を傷つけてしまう。人との関わりを避け生きてきた乙骨だったが、呪術高専の教師・五条悟との出会いを機に、“愛する人”の呪いを解くことを誓う。
緒方は「幽☆遊☆白書」の蔵馬/南野秀一役でデビューを飾り、「エヴァンゲリオン」シリーズの碇シンジ役や、「セーラームーン」シリーズのセーラーウラヌス/天王はるか役などで知られる。乙骨のキャスティングに関しては、「中性的で、柔らかさ、優しさがあった上で、大きな感情の振れ幅・落差もある」と芥見氏が思い描くイメージを受け、本作の監督・朴性厚をはじめアニメスタッフも満場一致で決定した。
「劇場版 呪術廻戦 0」は12月24日から公開。緒方、原作者の芥見氏のコメント全文は以下の通り。
戸惑いつつ読ませて頂いた原作が本当に面白くて、0巻から最新巻まで一気に読めてしまって、ついでにアニメまで全部観てしまって(笑)。観終えてから唸りました。魅力的だけど複雑なキャラクター。どういうアプローチで…?
と悩む間も無くすぐに「特報」収録のお声がかかり!「初めて発する1ワードで乙骨憂太を表現する」というなかなかない難関スタートを切ることになってしまったのですが、メインスタッフの皆様にもお目にかかれ、コンセンサスも取ることができた(コロナ禍では難しい)ので、おかげで本番収録には少し落ち着いて臨める? と、自分に言い聞かせています(笑)。
原作イメージを大事に、私なりの乙骨憂太像を、チームの皆様の胸をお借りしながら、誠心誠意創りあげられたらと思います。12/24、劇場でお目にかかりましょう。どうぞよろしくお願いします。
【原作者・芥見下々氏】
乙骨憂太に関しては、元々「中性的で、柔らかさ、優しさがあった上で、大きな感情の振れ幅・落差もある」イメージを持っていましたので、緒方恵美さんに演じていただけると決まった時、ピッタリだと思いました。