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話題作連発のA24が売却を模索か 希望販売価格は30億ドル

2021年7月16日 11:00

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「ミナリ」の一場面
「ミナリ」の一場面
Photo by Melissa Lukenbaugh, Courtesy of A24

ムーンライト」や「レディ・バード」「ミナリ」など良質な話題作を連発している米インディペンデントスタジオのA24が売却を模索していると、米バラエティが報じている。

情報筋によると、A24は18カ月前から売却を模索しているという。希望販売価格は25~30億ドルと高額だが、ストリーミングサービスの乱立によるコンテンツ獲得競争の過熱により、売却が現実味を帯びてきているという。アマゾンはMGMを86億ドルで獲得しており、リース・ウィザースプーンも自身の製作会社ハロー・サンシャインを10億ドルで売却しようとしているといわれている。

A24は、米運用大手グッゲンハイム・パートナーズからの資金をもとに2012年に設立され、同年に初の長編作品「チャールズ・スワン三世の頭ン中」(ロマン・コッポラ監督)を公開。批評、興行ともに芳しくない結果となったが、その後公開された「いま、輝くときに」(2013)、「アンダー・ザ・スキン 種の捕食」(13)が話題を集めたことがきっかけで、作家性のあるインディペンデント映画スタジオとしてのブランドを構築した。「エクス・マキナ」、「レディ・バード」など、作品の卓越した選択眼とSNSを駆使したマーケティング戦術で知られ、現在は米ニューヨークとロサンゼルスに100人以上の従業員を抱えている。

買収のシナリオとしては、既存のスタジオとの合併か、アップルやアマゾン、Netflixといったハイテク大手による完全買収が考えられる。ただし、A24はおしゃれで革新的な映画の代名詞となっているため、買収によりイメージが損なわれてしまうリスクがある。今回の報道に対し、A24はノーコメントとしている。

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