寺田心、「妖怪大戦争」完成に「映画館で上映されることが、このご時世ですがとても幸せ」
2021年7月15日 20:01
俳優の寺田心が7月15日、都内で行われた主演作「妖怪大戦争 ガーディアンズ」の完成披露試写会に出席し、「作品が映画館で上映されること、このご時世ですがとても幸せに思います」と喜びの言葉。「作品と役柄を通して、ひと回りもふた回りも成長した気がします。その機会を与えてくださった皆さんに感謝します」と真摯に挨拶した。
妖怪獣の出現によって、未曾有のピンチに立たされた妖怪たちが、伝説の武神を復活させるため、伝説の妖怪ハンター・渡辺綱の血を引く小学生・渡辺ケイ(寺田)に命運を託す。寺田はワイヤーアクションにも挑戦し「人間離れした動きをすると、自分が魔法使いや超人になった気持ちだった」と振り返った。
試写会には寺田をはじめ、特殊メイクで妖怪を演じた共演者の杉咲花、大沢たかお、三浦貴大、大島優子、赤楚衛二、三池崇史監督が出席した。“素顔”の共演者と対面した寺田は「まるで今日がはじめましてという気持ち。細部にこだわったメイクと皆さんの演技が相まって、本当に妖怪そのもの。ずっと驚かされていました」と話していた。
杉咲は狐面の女を演じ「メイクもですが、髪をコーンロウにして、それが1週間は解けないんです。帽子をかぶるのを忘れて、コンビニに行ってしまったことも」と回想。主人公とタッグを組む役どころで「普段は、すごく礼儀正しいんですが、ご飯を食べるときはテンションがあがって、無邪気でうれしそうな姿だったのが印象的」と寺田の印象を明かした。
狸の総帥・隠神刑部(いぬがみぎょうぶ)を演じた大沢は「妖怪を演じるなんて、なかなかないですから。毎日楽しかったです」。完成した映画本編は「肝試しみたい。大人でも結構怖いんだなと。お子さんと一緒に見る親御さんも覚悟したほうがいい」とアピールした。天狗役の三浦は、三池監督の「忍たま乱太郎」にも出演しており、「あのときが忍者で、今回は天狗(笑)」と苦笑い。特殊メイクで長い鼻をつけ「ペットボトルで飲めなかった」と苦労を語った。
大島は顔半分が凍ったように見える特殊メイクで雪女に変身し「歩くたび、凍ったメイクで落ちてしまって、わたしが歩いた場所がわかってしまった」。天邪鬼役の赤楚は、特殊メイクで鼻の穴が塞がれたといい「花粉症に苦しんでいたので、鼻の穴に綿棒を入れて、鼻水を出していた(笑)」と振り返り、三池監督は「特に赤楚さんは妖怪になりきっています。ビックリしますよ。赤楚さん目当てのファンの人には申し訳ない。ここにいる皆さんが、嬉々として妖怪を演じてくれた」と感謝していた。
「妖怪大戦争 ガーディアンズ」は、8月13日に全国公開。安藤サクラ(姑獲鳥役)、大倉孝二(猩猩役)、SUMIRE(茨木童子役)、岡村隆史(小豆洗い役)、遠藤憲一(夜道怪役)、石橋蓮司(大首役)、大森南朋(ぬらりひょん役)ら豪華キャスト陣が妖怪役を演じるほか、三池監督がメガホンをとった2005年版「妖怪大戦争」の主演・神木隆之介がケイの担任の先生役で出演している。
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