クリステン・ウィグ、ベストセラー作家のスリラー小説「The Husbands」映画化に主演
2021年7月9日 23:00
「ワンダーウーマン 1984」「ゴーストバスターズ」の女優クリステン・ウィグが、ベストセラー作家チャンドラー・ベイカーの新刊小説「The Husbands(原題)」を映画化する新作に主演することがわかった。
米Deadlineによれば、MGMが原作の映画化権を獲得。ブラッド・ピットの製作会社プランBとウィグがプロデュースし、原作者ベイカーが製作総指揮を務めるほか、本作で初の映画脚本を手がける。
8月3日に出版される小説「The Husbands(原題)」は、映画「ステップフォード・ワイフ」(ニコール・キッドマン主演)の男女設定を入れ替えたような作品。弁護士として働きながら家事や育児に翻弄されている主人公ノラが、家族で郊外に新居を探しに行くと、そこにはIT企業のCEOや著名なセラピストといったキャリア女性たちが住んでいた。協力的な夫を持つ彼女たちを恨めしく思っていたところ、ある住人の夫が殺害され、ノラは事件を担当するうちに、彼女たちが完璧な人生を送っている秘密を掴む。
ウィグは、主演した大ヒットコメディ映画「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」でアニー・マモロとともに脚本も手がけ、アカデミー賞脚本賞にノミネートされた。マモロと主演、脚本を務めたコメディ映画「Barb & Star Go to Vista Del Mar(原題)」は2月にオンデマンド配信されて高評価を集め、予想を超えるヒットを記録。現在は、童話「シンデレラ」に登場する意地悪な姉妹ドリゼラ&アナスタシアを主人公に描くディズニーの実写映画を、マモロと共同執筆している。